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腐葉土と火山灰土を固める

土の種類はいろいろありますが、腐植土とか腐葉土といったものは土でしょうか?

落葉広葉樹の葉や植物が堆積し、バクテリアなどの微生物などにより発酵し、土状になったものなので、厳密にいうと「土」ではありません。

この腐植土や腐葉土を「土」に3割程度加えると土が固まらず、通気性・保水性・排水性が向上します。よって、植物や野菜を育てるのに役立っています。

通常、腐植土や腐葉土には、水和反応を阻害するフミン酸等が含有しているので、これらを含む土を固化材で固めるのは難しいと言われています。

しかも腐植土や腐葉土の酸性により、セメント系の場合、セメントのアルカリ反応が抑止され固化不良を起こすので、十分に固まりません。

しかし、左上の写真のように、酸化マグネシウム系のジオベストなら、フワフワだった腐葉土を固めることができます。しかし、固めたものは軽いので水に浮かび、強度はあまり出ません。

よって、腐植土や腐葉土だけなら、真砂土や砂などを混合し、強度の発現をさせることが必要です。落ち葉の多い登山道の整備や修復工事など、ジオベストなら、現地土にジオベストを混ぜるだけで、フミン酸や酸性の影響を受けることなく、改良効果が発揮できます。

また、左下の写真は、ジオベストで火山灰質粘性土を固めたもので、これまで難しかった火山灰質粘性土を固化して利用することが出来るという事例です。しかも180日以降も長期にわたって強度増加がみられ、火山灰質粘性土の利用を可能にしています。こちらも実用にあたっては、砂などを混ぜ、透水性を良くすることで、改良を加える必要があります。

沖縄の赤土も同様に、砂を混ぜて改良したあと、固めることができます。

日本の畑の約40%は、黒ボク土といわれています。

 

黒ボク土は、火山灰土と腐植土で構成されており、ジオベストで固めることが出来る土です。土壌中に有機物が多くなると、土色は黒くなりますが、表層は腐植土が多いため色は黒っぽく、下層は褐色となっています。これは、火山の噴火によって、火山灰が積もり、そこに植物が育って腐植し、長い時間をかけて黒ボク土となったものです。