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酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用した施工例

グラウンド外周園路の土舗装

使用事例その一

施工場所:福岡県  ジオベストを使用したグラウンド横、園路土舗装

2020年9月施工

 

 

公園の中のスポーツゾーンとして、グラウンド横の園路は、雨でもぬかるまないように通路が境界ブロックで仕切られて固めてあります。野球などを楽しむ人だけでなく応援する観客もこの道を通ります。土舗装なので、グラウンドと並んでも違和感がありません。

使用事例その二

施工場所:広島県  ジオベストを使用したグラウンド外周園路土舗装

2019年2月施工

 

グラウンド周りの園路は、グラウンドへの出入りに使用する通路以外に、ランニングやウォーキングなどにも使用されるので、快適な土の舗装が適しています。また、園路の外側には、植栽が育ってきており、グラウンドと園路の土に、植栽の緑が一体となって良好な自然景観を形成しています。

ジオベストの土舗装は、土の粒子の団粒化による透水性の向上だけでなく、中性域で土壌にある養分(窒素、リン、カリウム等)を不溶化し、雑草が生えにくい土壌に変化させるので、長期的な防草対策を可能にしています。

左の写真の場所は、4%の勾配があります。

また、園路には土舗装の継ぎ目がありませんので、足をとられる心配がありません。

施設周りの土系舗装

使用事例その三

施工場所:滋賀県  ジオベストを使用した施設を囲む園路の土舗装

2020年11月施工

 

地元産の木材を使用した木の温もりがある建物に合わせて、周囲を土舗装の園路が配置されています。ここにはシンプルに素材にこだわった独特の空気感があります。

縁石の替わりに、粒の大きい単粒砕石が敷かれているので、排水性が高くなっており、良好な土舗装が保てます

土の流出対策

使用事例その四

施工場所:宮崎県  ジオベストを使用した現地土の流出対策

2019年11月施工

 

傾斜地では、土の流出が発生します。

対策としては、いろんな方法がありますが、大雨で流れないように現地土の上にジオベストを散布し、混合した上で固めて、土壌改良を行いました。こうした広場では、四方に側溝を造り、広場の中央から側溝に向けて、0.5%程度の勾配をとります。さらさらした粒子が細かい粘性土は水を含むと流れやすくなるので、時々、ジオベストを混合して土壌改良すると良いと思います。

使用事例その五

施工場所:広島県  ジオベストを使用した土の流出対策

2018年10月施工

 

広島の観光地の中でも特に賑わう公園ですが、大雨や多くの人が通るので、踏圧で土が歩道に流出します。そこで、土嚢を置いていましたが、景観上の理由からジオベストで修復を行いました。定期的なジオベストによるメンテナンスを行うことで、安全と景観が保てます。

使用事例その六

施工場所:東京都  ジオベストを使用した土の流出対策

2010年1月施工

 

 都内の有名な公園ですが、傾斜があるので土の流出を防ぐために、定期的な園路等の改良を行っています。修復工事では、土が少ない場所は土を補充し、ジオベストを散布してトラクターで撹拌し、固めています。

 

土舗装と防草

使用事例その七

施工場所:福岡県  ジオベストを使用した土舗装と防草

20183月施工

 

ジオベスト舗装と防草処理の違いは、舗装の方が配合量が多く、防草処理の方が配合量が少ない以外に施工方法に大きな違いはありません。

除草剤のように雑草を枯らすわけではありませんので、固化材を撒くだけ、混合するだけでは防草効果が十分ではなく、しっかり転圧もしてください。

つまり、土に含む養分(窒素・リン・カリウム)を不溶化するとともに、土を固めることも防草効果の重要な条件です。ジオベストは、土舗装材、防草材として幅広く使用されています。

神社の参道 土舗装

使用事例その八

施工場所:沖縄県  ジオベストを使用した神社参道の土舗装

2019年3月施工

 

地域にある独特の色合いのある自然土に、土舗装固化材「ジオベスト」を使用して土舗装を行った事例です。

地域の自然に調和させた景観舗装といえます。よって、写真の鮮やかな土舗装の色は着色したものではなく、自然そのものの色です。

使用事例その九

施工場所:沖縄県  ジオベストを使用した神社参道の土舗装

2018年3月施工

 

神社の土舗装は、外から土を持ち込まず、地域にある土を使用して舗装をするのがベストです。

沖縄県には、マージと呼ばれる酸性土壌で土壌粒子の細かい強粘質の赤黄色土があります。土壌流失が起こりやすく含水比が高い土です。

 

よって、壁土には向いていますが、土舗装に利用するには困難が伴います。この土を使用して、土舗装が行なわれました。

歩道の土舗装

使用事例その十

施工場所:広島県  ジオベストを使用した歩道の土舗装

2018年3月施工

 

歩道の土砂流失対策としてジオベストを使用した土舗装が行なわれました。着手時期は12月でしたが、写真は3月末のお花見の時期に撮影しました。

 

この歩道は、左の公園から流入してくる水で土砂が流されるだけでなく、雑草がよく茂る場所でもありました。ジオベストは、土を固化するだけでなく、土に含む養分(窒素・リン・カリウム等)を不溶化することで長期的に雑草の成育を抑制することができます。

歩道を土舗装にすることで、周辺の自然環境と調和した舗装になります。歩行者にとっても、安全で快適な歩行性が確保されるとともに、親しみや癒しを感じてもらうことが出来ます。

古墳の土舗装

使用事例その十一

施工場所:奈良県  ジオベストを使用した古墳の土舗装

2019年10月施工

 

この古墳は、国宝に指定されている数々の埋葬品が出土した有名な古墳です。墳丘の斜面は崩壊を防ぐために、現在は、葺石ではなく自然の草で覆われています。石室への入口や墳丘の周囲は土舗装で整備されています。

使用事例その十二

施工場所:愛知県  ジオベストを使用した古墳の土舗装

2017年3月施工

 

左は、古代のロマンを五感で体感する場として復元整備された古墳です。

古墳は地域の歴史を学ぶ場であり、自然環境を守る場になります。

ジオベストによる土舗装は、土に近い特性を持つ環境にやさしい土舗装固化材です。

目地を入れる必要がないので“つなぎ目”の隙間から雑草が生えてくるということがありません。また、土の風合いが豊かなので、周囲の景観にも溶け込みます。

古墳は、歴史を探る考古学的な楽しみから、自然を満喫できる場所へと変貌しつつあります。

河川敷の土舗装

使用事例その十三

施工場所:熊本県  ジオベストを使用した河川敷の土舗装

2020年3月施工

 

この場所は、水害後の堆積した土を土舗装用に再利用して、河川敷の堤防敷が散策道やイベント広場に利用されています。また、水と緑の風景が楽しめる憩いの空間にもなっています。

公園の中の園路舗装

使用事例その十四

施工場所:広島県  ジオベストを使用した公園園路の真砂土舗装

2017年10月施工

 

左の写真は、日本で外国人に人気の観光スポット人気第1位の公園の中のジオベストで真砂土舗装をした園路です。

広島には年間100万人を超える外国人の観光客が訪れますが、この場所は、外国人の満足度も日本で第1位となっています。

もちろん普通の公園ではなく、平和を記念して造られた特別な公園であり、祈りの場でもあるからです。

 

土舗装は、多くの樹木や歴史的建造物とマッチして厳かな景観を生み出しています。整備された土舗装によって、多くの観光客の安全と快適さをもたらし、歩行者に優しい舗装となっています。

使用事例その十五

施工場所:広島県  ジオベストを使用した公園園路の真砂土舗装

2017年5月施工

 

左の写真は、広島市内にある日本の歴史公園100選および都市景観100選に選定されている都市公園の中のジオベストを使用した土舗装です。

 

公園の中には広島城、県立総合体育館、ファミリープール、広島市立中央図書館、ひろしま美術館、ハノーバー庭園などさまざまな施設があり、広島市民の広大なスポーツと文化と憩いの場となっています。

使用事例その十六

施工場所:京都府  ジオベストを使用した古墳公園園路の真砂土舗装

2015年7月施工

 

左は、古墳群を整備した公園と「道の駅」からの導線をジオベスト真砂土舗装した園路です。

全国でも貴重な巫女の埴輪が出土した古墳群を身近に感じて、後世に伝えていくには、56世紀の遺跡にふさわしい歴史的環境と自然環境を整える必要があります。

そのために、土の舗装である真砂土舗装が選ばれました。小高い丘になった古墳群の中の散策路は、周囲の山波や田んぼと調和して憩いのスポットになっています。

使用事例その十七

施工場所:広島県  ジオベストを使用した園路の真砂土舗装

2015年2月施工

 

園路とは、公園や庭園の中の道のことです。

園路は生物多様性の保全の観点から土舗装が一般的です。

写真の園路は公園全体の整備計画に合わせて、新しい道が増設され、さまざまな植物が楽しめるように生まれ変わろうとしています。

土舗装は、透水性舗装です。

雨水は土壌に浸透していくため、通常は雨の日や雨のあとでも泥濘化がなく快適な歩行が楽しめます。しかし、ゲリラ豪雨などで園路に水みちが発生する可能性がないとはいえません。雨水に強く、いつまでも良好な状態が保てるように、園路を管理し、見守っていくことも大切です。

←左の写真は、施工後半年経過した園路です。

この公園は勾配が10度以上のところもありますが、土系舗装は梅雨期の大雨にもかかわらず、写真のように、しっかり固まっていました。

もちろん、園路には雑草は1本も生えておりません。

使用事例その十八

施工場所:兵庫県  ジオベストを使用した公園園路の真砂土舗装

2014年10月施工

 

スポーツも楽しめる自然豊かな公園内の土舗装です。

土舗装とはいっても土らしくないものもありますが、ジオベストの土舗装は、自然土に近い特性を持っています。よって、土の風合いを活かした高い景観性や弱アルカリ性なので、人体・植物・昆虫への負担がないなどのメリットがあります。

路肩の防草対策

使用事例その十九

施工場所:三重県  ジオミックスで高速道路のリフレッシュ工事

2015年6月施工

 

高速道路を快適にご利用いただくための維持管理が、リフレッシュ工事になります。 

その1つの工事として、視認性確保のためにジオミックス(ジオベスト+真砂土のプレミックス商品)で路肩の防草対策が行なわれました。

道路の草刈りは、作業員の安全性に問題があり、また、交通規制にも限界があるので、短期間で工事が完了できるジオミックスが採用されました。
土舗装による防草対策は、透水性・保水性があるため、ヒートアイランド対策などの環境面で優れています。

ジオミックスは、ジオベストと乾燥させた真砂土を混合した真砂土舗装材です。

遊歩道の真砂土舗装

使用事例その二十

施工場所:大阪府  ジオベストを使用した遊歩道の土舗装

2015年12月施工

 

堺市に接するこの遊歩道は、ランニングをする人、散歩をする人、リュックを背負った人、犬を連れた人、お墓参りをする人、名所旧跡を訪れる人たちなど、老若男女の驚くほど多くの人達が利用しています。

時としてマラソンコースにも利用されている多目的な利用が考慮された土で固められた遊歩道「河内ふるさとのみち」です。

 

ため池も多く自然と共生するまちづくりがされているので、多くの生き物を見ることができる魅力ある街となっています。

 

 

 

 

 

使用事例その二十一

施工場所:京都府  ジオベストを使用した遊歩道の真砂土舗装

2015年7月施工

 

周囲の景観に合わせて、道の駅に造られた遊歩道を真砂土舗装にされた事例です。車両が通る道路はアスファルト、歩行者が通る遊歩道は土で舗装が区分され、法面にはツツジなどが植樹されており、遠くに山波が見えるので歩くのが楽しい遊歩道になっております。

使用事例その二十二

施工場所:兵庫県  ジオベストを使用した遊歩道の土舗装

2014年10月施工

 

この場所は普段通学の自転車も通る遊歩道ですが、一方、3月から4月にかけては、美しい桜を楽しめる兵庫県でも有名な桜の名所になります。

 

よって、この大切な桜を守るために、環境負荷の少ない「ジオベスト」を使用した遊歩道の真砂土舗装が行われました。

この川沿いは、人と自然環境を生かした水に親しめる空間が整備されており、多くの野鳥を観察することもできます。

 

 

使用事例その二十三

施工場所:岡山県  ジオベストを使用した遊歩道の土舗装

2014年6月施工

 

←左の写真は、20155に撮影したものです。

ジオベストによる土系舗装工事から早いもので1年が経過しようとしています。

 

この場所は、岡山市の市街地中心部を南北に走る西川沿いに、新たに設置された遊歩道です。

緑豊かな西川緑道公園は、総延長2.4km、総面積4.0haもあり、およそ100種類の樹木38千本が植樹されております。

この公園は、市民の憩いの場所として親しまれているだけでなく、水と緑を多く有することから、ヒートアイランド現象の緩和にも役立っていると、岡山理科大学より発表されております。(都市緑道の夏季気温低下効果について-岡山市西川緑道公園での気象観測-参照)

それによると、緑道空間の気温は周辺の道路や街路空間に比べて、緑道内では2~3℃の気温差が生じているという調査結果でした。

土舗装は、透水性・保水性があるので、舗装表面温度がアスファルト舗装に比べ約8℃も下がります。

よって、快適な散歩が楽しめるだけでなく、都市の高温化現象を抑制する役割も果たすことが期待されています。

植樹帯の防草

使用事例その二十四

施工場所:岡山県  ジオベストを使用した雑草対策

2015年2月施工

 

植樹帯にはさまざまな花が植えられ、私たちの生活に潤いを与えてくれています。

このような植樹帯の管理は、木々や植物が枯れて景観を損なわないようにするために、水やりや雑草対策、刈り込み剪定が主な仕事になります。

 

そこで、今回、これらの仕事を軽減するために、ジオベストを使った防草対策が行われました。

植樹帯には育てたいものだけを成長させ、雑草を抑止するといった雑草対策です。

 

よって、一度防草対策を行うと、左の写真のように雑草に悩まされることなく景観が長期的に維持できます。

 

 

 

使用事例その二十五

施工場所:兵庫県  ジオベストを使用した大型店舗の雑草対策

2016年2月施工

 

景観対策だけでなく、豊かな生態系をはぐくむためにも植樹は欠かせませんが、雑草が生えるのだけは困るといった要望に応えるのが、ジオベストによる植樹帯の防草処理です。

 

ジオベストの防草メカニズムは、以下の3つから成り立っています。

・土壌の固化・・・土壌を固化することによりジオベストで改良した下部からの雑草を抑えます。

・養分不溶化・・・植物に必要な養分を不溶化することで、雑草の発芽を抑えます。

・長期抑止・・・主成分である酸化マグネシウムの炭酸化に至るまで、長期間防草効果が維持できます。

 

 

そして、主成分が酸化マグネシウムなので、収縮してヒビ割れを起こすということがないので、そこから雑草が生えてくるということがありません。

また、使用後、産業廃棄物にならないということも安心して使えるポイントです。

擬木階段の土舗装

使用事例その二十六

施工場所:京都府  ジオベストを使用した擬木階段の土系舗装

2015年6月施工

 

擬木階段は、自然景観にマッチし、廃プラスチック再生原料を使うことから、資源の有効活用がされているので、環境商材とも呼ばれてよく使われています。

このステップ部分に使用されているのが、ジオベストの土系舗装になります。

このジオベストを使用した舗装材を敷き均して、足で踏み、表面を整えたら、散水するだけの簡単施工です。

 

固まって強度が出れば完成です。固まる前に雨に降られると、舗装材が流れるので、降雨を避けて施工するか、雨が降りそうな場合、シート養生が必要になります。

建物周りの土舗装

使用事例その二十七

施工場所:兵庫県  ジオベストを使用した正門の土舗装

2014年4月施工

 

江戸初期から中期にかけて建てられた由緒あるお寺様の正門に見られるのは、ジオベストで固められた土舗装です。
土に近い仕上がりのジオベストによる土舗装は、歴史的建造物の景観にマッチして、月日が経つごとに自然な風合いの味わい深い舗装として建物に馴染んでいきます。
また、土が持つ弾力性と保水性は衝撃を吸収してお参りしていただく人々に、安心感を生み、心地よさを感じさせてくれます。

中央分離帯の防草

使用事例その二十八

施工場所:大阪府  ジオベストを使用した中央分離帯の防草

2014年5月施工

 

中央分離帯は通常、人が歩くわけでも自転車が通るわけでもありません。

よって、ジオベストの真砂土との配合量は少なくてすみます。中央分離帯の舗装の目的は雑草防止だからです。

防草することで、ポイ捨ての軽減・景観が整備されます。

ジオベストは雑草を枯らすことはできません。

あくまで雑草が発芽するために必要な養分を不溶化し、発芽を防ぐためのものなので、除草・除根はしっかりやりましょう。

 

 

きれいで自然な真砂土の色がこれまでの中央分離帯のイメージを変えてくれます。

 

 

使用事例その二十九

施工場所:大阪府  ジオベストを使用した中央分離帯の防草

2015年2月施工

 

昨年に続いて、中央分離帯の防草を目的としたジオベストによる土舗装が行なわれました。

土舗装にすることで、自然環境に調和した、景観重視の防草対策ができます。

 

土の粒と粒の結合材にセメントを使用せず、酸化マグネシウムを使用することで、住む人にやさしく、生態系を崩さない土系舗装が実現しました。

歴史公園の園路舗装

使用事例その三十

施工場所:愛媛県 ジオベストを使用した歴史公園の土舗装

2014年4月施工

 

江戸時代末期から愛媛県新居浜市多喜浜地区は、江戸時代より塩田が開かれ、約250年間栄えてきました。しかし、昭和34年に塩田が廃止されてしまいました。

実は、この塩田を見下ろす高台に地域の人々から親しまれている剣道場があります。この地の塩田地主として栄えた藤田家から土地と建物が新居浜市に寄贈され、市が「岡城館歴史公園」として整備したものです。

 よって、多喜浜塩田、岡城館の歴史を踏まえ、景観に配慮した歴史公園として、園内には多喜浜塩田等の歴史パネル、日本庭園及び車いすで巡廻可能な園路等が設けられています。

登山道の整備

使用事例その三十一

施工場所:岡山県  ジオベストを使用した登山道の整備

2014年3月施工

 

ジオベストを使用した登山道の整備は、世界遺産の「国立公園屋久島」や「国立公園小笠原諸島」などで実証済みですが、その目的は侵食の軽減を図ることにあります。

侵食の原因としては、雨水や凍上融解、風食等の自然的要因や登山者の踏圧等の人為的要因があげられます。

ジオベストは、現地の土と混ぜ、固化させることで登山道を整備できます。整備にあたっては、雨水を集めない工夫、つまり水のコントロールと歩行性能をアップさせることや、登山道の防草に主眼が置かれています。

この山の最高地点の標高は、近隣の山に比べて高さがやや低いものの1,255mあり、多くの登山者やハイキング客で年中賑わっております。

←左の写真は、施工後、1年が経過した4月1日の写真です。雪解け水もなくなり、ジオベストと現地の土で固めた登山道は固く引き締まっておりました。現地の土だけでは侵食が進みやすく泥濘化も発生しますが、ジオベストを混合することで、土が固まり、歩きやすい登山道になります。

古墳公園の真砂土舗装

使用事例その三十二

施工場所:奈良県  ジオベストを使用した古墳公園広場の土舗装

2014年3月施工

 

公園広場の固化材の配合量は、通常、園路舗装の半分以下にします。

圧縮強度は、固化材添加率の増加に伴って圧縮強度が大きくなるからです。

また、締め固め作業と圧縮強度のデータでは、締め固めの強さが強度に影響します。

よって、柔らかく仕上げようとすれば、固化材の量を少なくして転圧を軽くするという調節が必要になります。

公園の広場を園路のように固くはしたくないけれど、「雑草は生えないようにしたい」、「土が流失しないように適度に固めたい」との要望からジオベストを使用した広場の真砂土舗装が増えています。

真砂土は水分があると土色になりますが、乾燥すると乾いて白っぽくなります。

この広場が皆さんの憩いの場になることを願っています。

公園の防草・土舗装

使用事例その三十三

施工場所:大阪府  ジオベストを使用した公園の土舗装

2019年11月施工

 

公園は園路の土舗装と異なり、ジオベストの配合率の難しさがあります。安全で快適であるための柔らかさと弾力性、土の表面流出を防ぐための硬さは、相反しますが、両方欠かせません。また、水溜まりを防ぎ、雑草対策により快適な公園造りを目指しています。

使用事例その三十四

施工場所:広島県  ジオベストを使用した公園の土舗装・土壌改良

2017年3月施工

 

公園は子どもたちにとって、適度な弾力があり、安全と安心が確保できる快適な遊び場であることが必要です。ジオベストはセメントを使わない土舗装固化材なので、重金属類の溶出や土壌のpH値が強アルカリになることがありません。

 

また、土粒子の団結化によって、透水性が向上し、雨水が浸透しやすくなり、土の流失も防げます。ジオベストには、雑草の発芽を抑える独自のメカニズムがありますので、長期的に防草効果も期待できます。

 

使用事例その三十五

施工場所:大阪府  ジオベストを使用した防草及び土の流失防止

2013年3月施工

 

土舗装といえば通常、公園の園路での使用が思い浮かびます。

もちろん、園路も広場もジオベストを使用して施工できます。

園路の場合は、歩道としての強度や防草効果が求められますが、広場の場合は、雨が降った場合などの土の流失防止や防草対策が一番期待されます。

また、泥濘んだ広場では困るので、透水性や適度な弾力性を保つための保水性も重要です。

酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」は、あらかじめ土と混ぜてあるプレミックス商品ではないので、使用目的に応じてジオベストの配合比を変え、いろんな場所で、いろんな用途に使用していただいております。特に安全性や環境に配慮しなければならないところでは、弱アルカリ性で有害物を含まない=環境にやさしいジオベストはお奨めです。

←左の写真は、施工後、13ヶ月が経過した公園の舗装。舗装目的は、長期的な雑草防止です。

そして、ざらざらした自然の土らしさを失わない適度な弾力性を持つ広場にすることにあります。

よって、ここでは固化材の配合を変えて調整をしています。

 

 

人工芝の下地工事

使用事例その三十六

施工場所:兵庫県  ジオベストを使用した人工芝の下地工事

2012年11月施工

 

人工芝を張る前の下地工事として、ジオベストを使用した幼稚園のグラウンドの人工芝下地工事を行いました。

コンクリートやアスファルトと違って、土ですから、弾力性があり、照り返しの暑さを抑制出来、子供達にやさしい人工芝になります。

また、ジオベストはセメントを使用してないので、有害物の溶出や強アルカリ性土壌になることもありません。

人工芝を止めても産業廃棄物にもならず、肥料を加えれば植物を育てる土として再利用も出来ます。

以前施工した土に新たにジオベストを混ぜて、再度固めれば、新しい下地にもなります。

 

人と自然にやさしい環境配慮型の酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」を試してみませんか。

雨水流失抑制工事

使用事例その三十七

施工場所:兵庫県  ジオベストを使用した学校のグラウンドの整備

20122月施工

 

近年都市化が進み、

地域に降った雨が一挙に下水道や河川に流れ込み、

いわゆる「都市型水害」が発生しています。

また、地下水の減少により湧水が涸れたり、

樹木の育成に支障がでるなど

自然環境にも影響が出ています。

 

酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」で固めた土舗装は、

自然土に近い特性を持った土舗装固化材であり、

適度な保水性(水溜りが出来にくい)、

透水性(水はけがよい)を有しているだけでなく、

弾力性もあることから学校のグラウンドの雨水流失抑制工事に採用されています。

 

 

←左の写真は、施工後4年が経過した現在の写真です。

 

ジオベストはこうしたグラウンドの場合、ジオベストは土舗装の添加率の半分以下で使用しています。

公園園路の土舗装

使用事例その三十八

施工場所:広島県  ジオベストを使用した公園園路の土舗装

201111月施工

 

NHK大河ドラマ「平 清盛」がスタートしました。

最大の見どころは、海が舞台となった広島県呉市で撮影されたシーンです。

呉市には清盛が国司だったころ、音戸の海峡を日宋貿易の航路にするために浅瀬を開削し大型船が通れるようにしたことから、「夕日を招き返して1日で切り開いた」とまでいわれるようになった清盛伝説があります。

そして、開削800周年を記念して、清盛の銅像が立てられています。
現在、「音戸の瀬戸公園」には歩きやすくて疲れない土舗装の園路が整備されています。

特に「音戸の瀬戸」は、ツツジが咲き乱れることで有名です。 

←左の写真は、施工後2年半が経過した「音戸の瀬戸公園」の遊歩道。

土舗装の現在の姿は、このホームページのブログで公開しています。

 

今、音戸の瀬戸は、眩しいばかりの新緑に覆われています。

 

←左の写真は施工後3年半が経過した「音戸の瀬戸公園」の遊歩道です。

このような平坦な歩道の土舗装では大きな劣化等の変化はありませんが、階段などの勾配がきつい場所では、雨水に洗われて、部分的に不良箇所が発生しています。

しかし、ジオミックスなどのプレミックス商品を使用して、早めに部分修復で手当てをすれば復旧できます。

寺院墓地の土舗装

使用事例その三十九

施工場所:広島県  ジオベストを使用したお寺の土舗装

2016年8月施工

 

墓地の土舗装は、道幅が狭いために転圧ローラーが使いづらいので、工事の難しさがあります。しかし、ジオベストの土舗装は、施工場所に応じて最適な方法を選べます。

今回は、ジオベストと真砂土を混合し、電動キャリーで舗装材を運搬し、トンボやレーキで均一に敷き均しを行い、ベニヤの上からプレートで転圧を行いました。

ジオベストは重金属類を含んでないので、人体・植物・昆虫に害がありません。

土に含まれる養分(窒素・リン・カリウム)を植物が吸収できないように不溶化することで雑草の発芽を抑える仕組みなので・・・環境への負担がないため、墓地に最適な材料です。

また、自然土に近い特性を持っているので、土の風合いが墓地の景観にもマッチしています。

 

ジオベストで固めた土舗装は、将来撤去して崩す場合、肥料を加えることで植物を育てる土にリサイクルできるという環境面でも優れています。

使用事例その四十

施工場所:広島県  ジオベストを使用したお寺の土舗装

2011年10月施工

 

土舗装は歩きやすく、疲れない、そして安全で快適な歩行性ということから、墓地での使用が増えています。

さらに、照り返しがない、透水性が良い、景観を損なわないといった声も多く聞かれます。

最近では雨が降ると歩きにくくなるので、泥寧化を防ぐために土舗装をしたいと言われる方もおられます。

 

特に、ジオベストの土舗装は、自然土に近い=土に近い風合いに仕上がることから、ジオベストを選択される方が多くなっています。

 

←左の写真は、施工後29ヶ月後のお寺の墓地です。土舗装にはクラックやひび割れは見られず、雑草も生えておりません。

 

 

土系舗装は、天然の土と、それらの粒子を結合する固化材との混合により構成されます。

ジオベストの固化材は環境への負荷を軽減できる酸化マグネシウムが主成分です。

運動公園の土舗装

使用事例その四十一

施工場所 愛知県  ジオベストを使用した運動公園の土舗装

20112月施工

 

住宅団地の中の運動公園です。子どもたちに怪我が起きないように土が硬すぎず、それでいて土の下層部は硬く弾力をもたせ、自然の土らしさを失わない施工に仕上がっております。

写真を見ていただくと、表面の土がザラザラしていて固まっていないように見えますが、ジオベストを使用した仕上げは、ブラシをかけたようなザラザラ感が残るぐらいが理想です。

雨が降った場合は、土が流されないようにしっかり固定化しているので、泥濘化することもありません。

ここの土舗装の下には10~15㎝の路盤があり、きちんと傾斜がつけられているので、水たまりができません。

ジオベストは、高齢者の皆さんが住まわれている老人福祉施設、小さな子供たちの遊び場の土舗装に向いている商品です。上の写真は、201112月撮影のものです。

 

下の写真は、201210撮影のものです。この場所の舗装は土舗装というより防草を目的として施工されています。20133月までに第2期工事がスタートします。

河川管理用道路の土舗装

使用事例その四十二

施工場所 兵庫県  ジオベストを使用した真砂土舗装

2010年3月施工

   

激甚災害の復旧工事に、ジオベストが真砂土舗装に使用されました。

管理用車両や歩行者と自転車を対象とした遊歩道として使用されています。

近年、大規模な災害現場では、災害復旧土砂を入手できないことが多く、現場の泥状化した土を活用することが要求されています。その場合、アルカリ水処理、事前の六価クロム溶出試験を回避できる酸化マグネシウム系固化材に注目が集まっています。

←左の写真は、1年後の20114に撮影しました。

 

法面の雑草が育っておりましたが、土舗装には異常はありませんでした。

←左の写真は、3年後の写真です。

2枚の写真より手前側で撮影しておりますが、場所は同じところです。

施工した時はどこでも一番上の写真のように綺麗になりますが、問題は数年経過した時の状態です。

 

二番目が1年後、三番目が3年後になりますが、ジオベストの防草メカニズムが発揮されており、雑草は皆無だけでなく、土舗装にもクラックなどの不具合が起きておりません。

←左の写真は、4年経過後の写真です。20144月に撮影しました。

雑草はジオベストの防草効果により、まだ1本も生えておりません。また、法面側は草刈りがしてあり、手入れがよく行き届いております。

しかし、この遊歩道は自転車の通行も可能なので、タイヤによる磨耗でタイヤの跡が多くついていました。

 

直線距離で500mを超える遊歩道ですが、ここには、「目地」も「ひび割れ」もありません。

 

←左の写真は、13年経過の写真です。

固化材にジオベストを使用した土系舗装のメリットは、目地を入れる必要がないので、隙間から雑草が生えてきません。

よって、目地からのクラックも起きませんし、ひび割れもありません。

土系舗装といっても単に土を使用しているだけでセメントで固めたような土系舗装もありますが、ジオベストを使用した土系舗装は、土の風合いが残っています。

道の右側はコンクリートでブロックされていますので排水出来ず雨水で緩んでいますが、排水穴があればもっと良好な土系舗装の状態が保てたと思います。多分、20年経過してもこの状態が保てると思います。

 

お城周りの土舗装

使用事例その四十三

施工場所 佐賀県  ジオベストを使用した登城道入口の土舗装

2021年10月施工

 

戦国時代の山城への登城道入口の土舗装になります。当時の城下町の姿を知ることができる貴重な遺跡が多く残っています。登城道の入口ということから、山を下って流れ込む水の量が多く、土の流失が起きていました。しかし、水の流れを制御する側溝と土の泥濘化を防ぐ土舗装によって整備されました。是非訪れて欲しい注目スポットです。

 

 

使用事例その四十四

施工場所 佐賀県  ジオベストを使用した外構工事の土舗装

2018年11月施工

 

お城の土舗装は歴史的建造物の外構工事という景観舗装の側面と、土の泥濘化・流失防止や雨天時に来場されるお客様に対して泥はねを防いで快適に見学してもらうための実務的な側面があります。

雨天時に訪れてみると土舗装の特徴がよくわかります。

では、土舗装がされているところと、真砂土のままのところでは土の色が違うかというと、どこからどこまでがジオベストを使用されているか判別が出来ません。

土舗装の色は、使用されている土と同じ色で、自然色だからです。

 

使用事例その四十五

施工場所 広島県  ジオベストを使用したお城前の広場の土舗装

2010年2月施工

 

広島城は毛利元就の孫、輝元が築城した平城です。

天守閣は本丸の左奥、濠に面した角地に建っており、博物館「広島城」として開館されています。

年間入館者数は、約20万人で、広島の代表的な観光スポットになっています。

この天守閣前の広場が20102月に酸化マグネシウム系土舗装固化材のジオベストで舗装(正確には、ジオベストと真砂土をプレミックスした「ジオミックス」が使用)されており、

城とマッチした風情ある土舗装に仕上がっており、しっかり固まっています。

しかし、施工後2が経過し、多くの観光客の皆さんが訪れている為、どうしても摩耗によるすり減りが気になります。

土舗装は土を固めているだけなので、圧縮強度はあるものの引張強度は低く、すり減りを防ぐために、

 

定期的なメンテナンスで表面硬化剤を撒いてすり減り予防をするといいと思います。

日本庭園遊歩道の土系舗装

使用事例その四十六

施工場所 兵庫県  ジオベストを使用した遊歩道の土舗装

2010年2月施工

 

この庭園は、明治末期に完成し、平成18年に、国の登録記念物(名勝地)に指定されています。

その池泉回遊式日本庭園の周りを囲む遊歩道を、ジオベストを使用して真砂土舗装をしました。

園内には歴史的建造物や自然の植物・樹木が多く、景観にマッチした舗装となっています。

また、鯉が泳ぐ池もありますが、ジオベストは、動物・昆虫・植物にも無害な成分で出来ており、環境に優しく安全な土舗装固化材であることが認められ、採用されました。

独自の防草メカニズムにより、雑草防止にも優れています。

 

←下の写真45ヶ月経過したところのものです。

 

生き物が生息する場所の土舗装

使用事例その四十七

施工場所 兵庫県  ジオベストを使用した水族館の土舗装

2009年9月施工

   

水族館や動物園は子どもたちだけでなく大人にとっても癒しの空間です。

こういう場所では、自然の中で生きてきた生物環境をリアルに再現し、自然とともに生息する姿を見せるために土舗装が多く使われています。

その中でも、酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」は、弱アルカリ性であり、六価クロムを溶出しないことから、安心してご使用いただいております。

実は、そのことを立証するために、ヒメダカを使用して、96時間急性毒性試験というものをさせていただいております。メダカは水質悪化の実験に用いられます。ヒメダカは観賞魚でクロメダカに比べて環境に弱いので飼育が難しい魚ですが、ジオベストで固めた土舗装の中で生息させても死ぬことはありませんでした。このような生物や動物を飼育する場所では、特にジオベストはお奨めです。

また、ここの水族館の土舗装は、現地の土を再利用して固めるというものでした。土の種類は、真砂土と川砂が混ざったような土であり、ガラが多かったので、5ミリ目のフルイにかけて、粒が小さなものだけをリサイクルして使用しております。このように再利用する土と混ぜて土を固めることができるのは、ジオベストの大きな特徴です。

河川敷の防草

使用事例その四十八

施工場所 兵庫県  ジオベストを使用した防草対策

2008年3月施工

 

除草とは、耕地や庭園、林地その他に発生する雑草を除去することです。雑草が茂ると通風不良になり、作物の成長を妨げたり、病虫害発生などの原因となります。雑草を抜き取ったり、根元から切り取る草刈りをしたり、除草剤を撒いて植物を枯らす農薬を使うなどの方法で対抗策をとりますが、どの方法にしても早めに、まめな対策をとること以外に方法がありません。そして、きれいに雑草を取り除いたら、すぐに防草対策を行い、労力の軽減を図られることをお奨めします。

きれいになった敷地に対して、防草であれば、酸化マグネシウム系「ジオベスト」を1015%の添加率で土と混合し、転圧後、散水をします。こうすることで翌年以降の防草対策が可能になります。

上の写真は酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を12%の添加率で表層から5㎝の厚さで土と混合しています。この写真の撮影日は20103なので、施工後1年半が経過してからのものです。酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」で防草対策をしているところと、そうでないところでは、はっきりと差が出ます。

←左の写真は施工後2年半経過した、2011416に撮影したものです。酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」による防草対策の効果が持続しています。

河川側から法面を上がってきた雑草のツルが土舗装の上に伸びてきています。

56月にかけて新しい青々としたツルが芽を出し、土舗装を覆ってくることになりますが、防草対策をとっているところからは雑草が生えておりません。

 

肝心なのは、しっかり除根をした上で防草対策をすることです。

空き地の雑草対策

使用事例その四十九

施工場所 兵庫県  ジオベストを使用した防草処理

2008年3月施工

 

建物を取り壊したあとの敷地には、大抵新しい真砂土を入れて整地しますが、ただ均すだけにした場合や真砂土を水で締め固めただけで終わらせることが一般的だと思います。そうすると、1年も経過しないうちに雑草が生えてきます。最初は真砂土には栄養分も雑草の種子も含まれてないので雑草が茂ることはありませんが、数年もすると雑草で覆われることになります。それは真砂土が雨水を吸収して柔らかくなり、雑草が生えやすくなるからです。

よって、雑草が生える前に防草処理をするのが一番いいのですが、早いうちであれば雑草の根が張らないうちに抜き取り、酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」と土を混ぜ、攪拌して、敷均し、ローラーやプレートなどで転圧、散水をすると、雑草が生えてきません。

これは表面が硬化して雑草が生えにくくなるだけでなく、「ジオベスト」が土中の雑草が育つ養分(窒素やリン)を固定して、雑草の生育を防止するからです。通常、防草処理の断面は5㎝以上としていますが、長い間放置して、アシ、稲草、スギナなどの長根の雑草が多くなった場合は、710㎝程度混ぜる必要が出てきます。

手軽に自宅の庭で雑草が生えないようにしたい場合、「ジオベスト」を撒いて、表面から3㎝程度掻き混ぜ、足で踏んで散水するだけで、雑草防止になります。是非お試しください。

 

写真の場所は街中の空き地であるために、雑草だけでなく蚊や虫が湧いてご近所に迷惑をかけないようにとの配慮から防草処理がされました。

←左の写真は、酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」で防草処理をしたあとのものです。

←左の写真は、防草対策をしてから510カ月経過後のものです。ジオベストで防草処理をした後、どの程度防草メカニズムが長期間効果を発揮できているかを確認するために訪れた時のものです。

 

ジオベストは除草剤や有害物を含んでないので、この場所を再利用する場合、土を産業廃棄物として廃棄する必要はなく、残土としてリサイクルできます。

←左の写真は、ジオベストで防草対策をしてから78ヶ月が経過しました。この場所は、定期的に管理車両が入るぐらいで、普段は中に入れません。

よって、磨耗による舗装の劣化もありません。

端部の一部に雑草が見られますが、わずかです。

←左の写真は、施工から11年が経過した防草対策を行なった場所の写真です。

写真撮影は、2019年4月です。

ジオベストが植物にとって必要な養分を植物が吸収できない養分に変化させることで、雑草の抑制を行なっている例で、環境への負荷はありません。

←左の写真は、施工から15年経過後の写真です。

ジオベストを使用した土系舗装は収縮膨張がほとんどないので目地を入れません。

よって、15年経過しても目地から雑草が生えたり、クラックが起きません。

この場所はGoogleマップで経年の変化を確認できます。もしも見てみたいと興味をもたれた方がおられたらご紹介をしますので、推移を見ていただきたいと思います。20234月に撮影してきました。

ここまで長く雑草抑止が出来ているのはジオベストが酸化マグネシウム系固化材だからです。

また、目地を入れる必要がないので、隙間から雑草が生えてきませんし、目地からのクラックや、ひび割れも起きません

土砂災害対策事業における土舗装

使用事例その五十

施工場所 大阪府  ジオベストを使用した山腹斜面の土舗装

2008年12月施工

   

大阪府では、緑豊かな都市環境をつくりながら土砂災害防止を目指す「生駒山系グリーンベルト整備事業」を平成13年から野崎中川流域でスタートさせています。つまり、土砂災害から下流域の人や家を守りながら、平時は緑の自然空間として活用していくという整備事業です。

 

生駒山系グリーンベルト整備事業」は、大阪府の東部に位置する枚方市から柏原市まで続く延長約25km、面積約6,700haの生駒山系の山腹斜面に、一連の緑地帯を形成・保全するという壮大な計画ですが、ここでも山腹斜面の土舗装の固化材に、環境に負荷を与えない酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」が使われています。固化材以外にも、景観に配慮した木材の使用や、施設表面の自然石風デザイン、広範囲の緑化等、周辺環境と調和するための工夫も行われています。

←左の写真は、土舗装整備後、57ヶ月が経過した現在の姿です。

 

施工時は雑草も周りの生い茂る樹木の葉もありませんでしたが、今ではくっきり土舗装のところだけ土が残り、「緑の広場」として訪れる人々に親しまれています。

 

土舗装は磨耗や侵食に弱いので寿命が短いといわれています。

しかし、雨が降れば、この斜面の遊歩道が水みちとなり、かなりの侵食を受けていますが、一度固めればこうした流水にも耐えることができます。

ちなみにこの場所は、土石流危険渓流で、異常豪雨時には土石流が発生する恐れがあるところです。

 

ここでは施工直後と現在の姿を比較することで、ジオベストの固化反応と防草効果をご確認いただけます。

廃棄残土を固めて利用する

使用事例その五十一

施工場所 広島県  ジオベストを使用した残土の土舗装

2007年3月施工

 

工事の現場などで混ざった石・木の根・コンクリート・アスファルトガラなどを含んだ土砂は産業廃棄物になりますが、これらを分別して取り除くと建設発生土として使えます。

今回は、あまりにも大きい混入物は取り除いて、残土をジオベストで固めました。

よって、見かけは粒の揃ったきれいな真砂土舗装の仕上がりにはなりません。

しかし、これまでは土木工事や建設工事で出た建設発生土は通常、場外処分とし、埋め戻しに用いる土は、新規購入した山砂などを充てているケースが多かったのですが、限りある資源としての土を有効に利用するためには、場外に持ち出さず、土砂をリサイクルして建設発生土を有効利用していく必要があります。

残土を土系舗装に使用する場合、固化材であるジオベストには六価クロム等の有害物が含まれておりませんので、六価クロム溶出検査は不要となり、即、利用して固めることができます。

鉄塔敷地の防草対策

使用事例その五十二

施工場所 岡山県  ジオベストを使用した鉄塔敷地の土舗装

2006年3月施工

  

市街地にある鉄塔敷地は定期的に除草(草刈り等)が行われておりますが、除草作業のコスト削減や害虫対策のために土舗装をされるところが多くなっています。この鉄塔のある場所は、周囲の駐車場より一段低いので防草シートでは水溜りからカビが湧く恐れがあり、透水性のある土舗装で施工しました。

←左の写真は、44カ月後の20107に撮影したものですが、高い鉄塔からの雨だれにも強く、土舗装にとっては厳しい環境下にありますが、ひび割れや雑草も生えておりません。

←左の写真は、710ヶ月後のものです。鉄塔敷地全体では雑草が生えてないように見えましたが、残念ながら2箇所の割れ目から雑草が生えてきているのを確認しました。

 

 

早いうちに除草をして、部分的にメンテナンスをすれば、これからも防草効果を維持できます。

←左の写真は、2006年の23月にかけて施工したので、10年目を迎えた鉄塔敷地の現状写真です。

 

 

鉄塔の中央部は雨だれの影響と思われるコケのようなものが生えていました。鉄塔の周辺は昔のままで防草効果が維持できております。今後も地表は炭酸化に至るまで安定した状態が続くので、雑草に覆われることはなさそうです。

  

←左の写真は、13年半を迎えた鉄塔敷地の防草対策の写真です。

 

 

ジオベストの防草効果がまだ継続しています。しかし、少しづつ雑草が生えてきているのは、ジオベストで養分のない土壌に変えていた土地が、酸性雨によって、不溶化されたリンを元の可溶性リンに変えつつあるためです。まあ、手入れさえきちんとすれば、10年以上の長期的な防草対策も可能という事例です。

←左の写真は、施工後、17年経過の写真です。2023年の4月に撮影しました。

 

かなり雑草が伸びて、そろそろメンテナンスが必要な時期が来ました。

平な地面には雑草が見られませんが、端部や舗装の継ぎ目から雑草が伸びてきています。ここまで長く雑草抑止が出来ているのはジオベストが酸化マグネシウム系固化材だからです。

 

また、目地を入れる必要がないので、隙間から雑草が生えてきませんし、目地からのクラックや、ひび割れも起きません。

使用事例その五十三

施工場所 山口県  ジオベストを使用した鉄塔敷地の土舗装

2015年3月施工

 

防草対策を目的とした土系舗装の事例です。周囲より低い位置にある鉄塔敷地なので、雨が降ると敷地の低い部分が冠水してしまいます。しかし、一度乾燥して固まってしまえば、乾湿の繰り返しにも耐えられます。

石垣等の遺跡の復元

使用事例その五十四

施工場所 静岡県  ジオベストを使用した石垣等の復元

2006年2月施工

  

もともとジオベストの主原料である酸化マグネシウムは、セメントがなかった時代に目地材として利用されていました。

酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」は現地の土と混ぜて使用するので、違和感がなく遺跡が設置された当時を自然な形で再現できます。

 

 

←左の写真は遺跡を移築復元した時のものです。現在、この遺跡は、「原分古墳」として市町村指定史跡になっており、見学することが出来ます。

 

土嚢

使用事例その五十五

施工場所 広島県  ジオベストを使用した土嚢による土の流失防止

2005年12月施工

 

土嚢とは、ポリエチレン製の布袋の中に土砂を詰めて用いる土木資材です。土砂を詰め、袋を縛り積み上げることで、水や土砂の移動を妨げることができます。

写真のように山頂で土嚢が必要になった場合、現地の土とジオベストを混ぜて土嚢に詰めればいいわけですから、固化材と水だけを運搬するだけで手軽です。この場合、固化材と現地土を混ぜて土嚢の上から水をかけて、袋の上から足で踏んで力を加えてやることが必要になります。袋に力がかかればかかるほど中の土砂は固く強度が出ます。

山道の土嚢による応急処置は、ポリエステル製の布袋が破れて、土砂が流失しているのを見かけますが、ジオベストを混ぜておくことにより、土砂の流失が防げます。

また、一般的な真砂土や砂以外の高含水比の高い土砂とジオベストを510wt%混ぜて土嚢を作る場合でも、布袋が破損しても中の土砂が固まっているので、長期的な対策をとることができます。(※しかし、土舗装の場合は、高含水比の場合、圧縮強度が低下しますので、適正含水比で固めます。)

こういった含水比の多い建設発生土や泥土とジオベストを混ぜると、高アルカリ土壌の固化土のpHはジオベストの混合で中性域に下がり、第2種処理土強度まで固化できます。よって、トンネル工事や地下鉄工事掘削土を再利用して土嚢を作る場合もお奨めです。

土嚢の中の土砂は一気に固まるわけではなく、水との水和反応、二酸化炭素と反応しながら少しずつ時間をかけて固まっていきます。さらに土の中の鉱物と反応して強度を増していきますので、袋が破けるころには土が固化しているということになります。