ジオベストの固化反応は、加水後、1~2時間で固化が始まります。
よって、コンクリートの場合と同じように、コールドジョイントが起きないようにするためには、打ち重ねの層は2~2.5時間以上の間をあけないように計画的な作業管理をする必要があります。
しかし、時として作業は中断しなければならない時があり、その場合には、打ち継ぎ目は、スロープ上になった残りの材料に斜めに摺り付けないで、必ず直角に切り揃えたところに新材を敷き均します。
このようにすればコールドジョイントは起きません。
まずは、コールドジョイントを防ぐためには、舗装材の混合時に加水しないことです。
つまりジオベストと土を混合した舗装材を敷き均した後、転圧時もしくは、転圧後にまとめて散水(加水)すれば、コールドジョイントは防げます。
しかし、最初から含水比が多い土とジオベストを混合する場合、すでに水が混ざっていることから、コールドジョイントが発生する危険性があります。
その場合の打ち継ぎ目は、必ず直角に切り揃えたところに新材を敷き均しましょう。
コールドジョイントは施工不良になりますので、注意しましょう。