シート養生の重要性 - ジオベスト

シート養生の重要性

転圧等で土舗装の表面仕上げが完了したら、シャワー散水を行います。

同時に表面が硬化するまでは、人などが立ち入らないようにバリケードで囲み、ブルーシートやフィルムで覆って、シート養生を行います。

シート養生のタイミングは散水直後、土舗装が散水で濡れている間に行ってください。

■養生目的は、

・土舗装に散水した水が直接日光を受けて短時間で蒸発してしまうことで正常な硬化が出来なくなるドライアウトを防ぐこと。硬化段階で乾燥させないためです。

・施工後の降雨によって、硬化する前に固化材が流されてしまうことを防ぐこと。

・硬化前の降雨で、土舗装の材料である土が固まる前に流失してしまうことを防ぐこと。

・シート養生をすることで、土舗装の表面だけでなく中面も均一に固めるためといった目的がシート養生にはあります。

養生シートは施工後3日間程度としますが、天候が悪いと養生期間を延長する必要があります。

特に、梅雨期は突発的な降雨が多いので、表面が乾燥するまではシート養生をするようにしましょう。

 

尚、補修のための再舗装の場合でも、降雨流失、表面乾燥を防ぐためにブルーシートやフィルムでシート養生をしてください。

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