ジオベストの施工方法は、用途に応じていろんな選択が出来ます。
つまり、人力施工から機械施工まで、状況に応じて施工方法の使い分けができるということが大きなポイントです。
では、強度を大きくして丈夫な土舗装にするにはどうしたらいいかということですが、左の締め固め密度と一軸圧縮強度のグラフを見ていただくとよくわかりますが、強度を大きくするには、締め固めがポイントになります。もちろん、ジオベストの配合を増やすことで強度アップが出来ますが、早く開放したいとか、施工時期が寒冷期であるとか、車両が通るといった場所では、十分な締め固めで、ご対応願います。
強度のある土舗装の敷均は、アスファルトフィニッシャーにて行い、不陸を防ぐために初期転圧はハンドガイドローラで軽く転圧したあと、2次転圧を4トンの搭乗式(前輪:後輪=タイヤ:タイヤ)にて転圧すると、材令28日で、8N/mm2ぐらいにはなります。
狭い場所ではプレートやコロしか使えないところもあります。その場合は、施工した後、シートで覆って、養生期間を十分とってください。硬化しないうちに土舗装の上に乗ったり、触ったり、雨水に降られると土舗装が傷つくことがありますのでくれぐれもご注意ください。