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2017年

8月

29日

ジオベスト土舗装の敷均・転圧

ジオベストの施工方法は、用途に応じていろんな選択が出来ます。

つまり、人力施工から機械施工まで、状況に応じて施工方法の使い分けができるということが大きなポイントです。

では、強度を大きくして丈夫な土舗装にするにはどうしたらいいかということですが、左の締め固め密度と一軸圧縮強度のグラフを見ていただくとよくわかりますが、強度を大きくするには、締め固めがポイントになります。もちろん、ジオベストの配合を増やすことで強度アップが出来ますが、早く開放したいとか、施工時期が寒冷期であるとか、車両が通るといった場所では、十分な締め固めで、ご対応願います。

強度のある土舗装の敷均は、アスファルトフィニッシャーにて行い、不陸を防ぐために初期転圧はハンドガイドローラで軽く転圧したあと、2次転圧を4トンの搭乗式(前輪:後輪=タイヤ:タイヤ)にて転圧すると、材令28日で、8N/mm2ぐらいにはなります。

 

狭い場所ではプレートやコロしか使えないところもあります。その場合は、施工した後、シートで覆って、養生期間を十分とってください。硬化しないうちに土舗装の上に乗ったり、触ったり、雨水に降られると土舗装が傷つくことがありますのでくれぐれもご注意ください。

2017年

6月

11日

土舗装の色彩計画

景観条例とは、景観と調和した環境を確保・整備し、良好な都市景観を形成することを目的として各地方自治体が定める条例です。景観法が2005年に施行されて以降、実効性・法的強制力を持つようになっています。つまり、景観計画区域内の建築等に関して届出・勧告による規制を行うとともに、必要な場合に建築物等の形態、色彩、意匠などに関する変更命令を出すことができるとされています。

では、遊歩道に関しての考え方はというと、通常、その地域の土の色にすれば、大抵の場合問題ありませんが、時々、基調色が限定されると変化に乏しく退屈に感じられることから、調和する色彩の組み合わせで調和のとれた街並みを計画されることがあります。

その場合、ジオベスト土舗装では、左のような無機顔料を使用して着色試験を行い、顔料の添加量を決めて配合しています。配合は土に直接顔料を練り込んで着色する工法です。この無機顔料は、自然環境のあらゆる条件に対して耐候性があり、毒性もありません。無機顔料の色は、ブルー、黄、緑、赤、茶、黒などがありますが、混合する土の色の影響を受けますので、必ず着色効果を確認の上、実施してください。

ジオベストの土舗装は、地域の土と混合して地域の特長を出すことが出来ますが、土らしくない土舗装が見られる中で、土に近い土の風合いを出せるという素材感=高い景観性が評価されていますので、歴史的街並みになじみます。

新しい街並みにおける色彩についても、左のような着色で変化をつけた事例もありますが、地域から遊離した色彩ではなく、地域と違和感のない色使いで地域の景観と調和を図ることが必要と考えます。

2016年

6月

10日

土舗装の路盤

ジオベストの土系舗装における舗装構成の種類は、大きく分けて左の3つになります。

 

歩行者のみの歩道の場合は、支持力のある均一な路床になるよう下地転圧を行い、直接表層を舗設するので、路盤を設置しません。

しかし、自転車が通るなど、支持力をアップさせようとする場合、路盤を設置します。

歩行者のみの歩道に路盤を設置しない理由は、砕石路盤(10㎝)の上にジオベスト土系舗装をした場合と路盤を設けず直接路床の上に舗設した場合で、締め固め度を比較すると、当然「路盤あり」の方が高い密度が得られるはずですが、歩行者のみの歩道であれば、路盤の存在効果があまり発揮されないという結果が出ているからです。

ただし、寒冷地では、路盤の設置が凍害予防に効果があることがわかっており、歩行者のみの歩道でも路盤(ただし、再生材は不可。バージン材を使用してください。)を設置した方がいいといえますので、施工地域によって設置するかどうかのご判断をお願いします。

 

実は、自転車・歩行者のみの歩道の場合の路盤材は切込砕石(C-30)を奨めておりますが、国土交通省からはリサイクルの促進の観点から透水性舗装の路盤材料には再生路盤材の使用が望まれております。

しかし、再生路盤材の中でコンクリート系の材料は、自硬性を有するため、長期供用により透水機能が低下し、土系舗装に不具合を起こす可能性があり、路盤と表層の間に水が溜まり、排水しなくなり、水が逆流して表面に染み出してきたというケースや路盤が透水しないことによって、水の滞留で土舗装が固く脆くなることもありましたので、注意しましょう。また、最悪の場合、その水が凍結するという事態も予想できます。再生クラッシャランは、「透水性なし」と判断されている自治体もありますので、土舗装には、お奨めできません。

土舗装は、透水性舗装なので、路床や路盤も透水性を持つことが前提となります。路盤に透水性の高い材料を用い、場合によっては路床と路盤の間に透水性を高めるフィルター層(砂など)を挟むことが有効とされています。

 

 管理車両(4t車)が通行する場合、路盤の厚みは15cmにします。一般的には、切込砕石(C-40)ですが、10t車の乗入れがある場合は、粒度調整砕石(M-30)を使用します。

2016年

2月

13日

ジオベストの園路実施配合構成は、約12%?

「ジオベストの添加量は20%ではないのですか?」という質問を受けることがあります。「20%にならないのですか?・・・」といった不思議な質問です。

実際に自転車も通る園路での1㎥当たりのお勧めの実施配合は、真砂土1,545kg、水172kg、ジオベスト234kgです。つまり1㎥当りのジオベストの構成比は11.99%で十分固めることがてきますす。(※乾燥重量では15%

実は、主成分として使われている酸化マグネシウムは、特別な精製技術を駆使すると99.99%以上の高純度なものが得られ、これらは医薬品原料、電子材料、化粧品原料などに使用されます。しかし、土舗装に使用する酸化マグネシウムには、鉱成・海成の2種類がありますが、ジオベストは、鉱物を焼成・粉砕して製造した酸化マグネシウムであり、化学組成92%以上の純度(不純物が少ない)です。

詳しくは、下記にアクセスしていただくと、土木学会論文集C(地圏工学)「酸化マグネシウムの製造方法が改良土の性質に及ぼす影響について」を見ていただくことができます。参考にしてください。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejge/68/4/68_732/_pdf

 

また、鉱物から製造した酸化マグネシウムは、土中の粘土鉱物との反応が生じるので、長期的な強度の増加があります。海成酸化マグネシウムは、土中の鉱物と反応して強度が増すということがないので、この点が最も異なり、鉱成酸化マグネシウムのメリットとなっています。

園路の添加量はいくらですかと聞かれると、通常15%と返答しますが、これはあくまで乾燥重量であって実施配合比ではありません。「地盤改良シンポジウム」で発表した10日後のジオベストの強度は左上のグラフのように、配合が増えていくにつれて強度がアップしています。

 

土舗装なので、ある程度の弾力性と柔らかさが必要ということから強度を抑えていますが、強度をアップしたい場合、配合を増やして試してみてください。

2016年

1月

22日

トンボとレーキの違い

ジオベストと真砂土・現地発生土などを混ぜた舗装材は、レーキやトンボを使って広げますが、レーキを使用すると粗粒部が表面に浮き上がるので、表面に出た小石などは注意して撤去してください。

グラウンドの整備では、地面の凹凸をなくし、搔き混ぜるのはレーキを使用します。そして、均すのはトンボと役割が決まっています。舗装材の敷き均しには上手に2つの道具を使い分けしてください。表面に小石が浮き出るのを防ぐには、トンボのみで広げることをお奨めします。

 

転圧は、振動ローラや振動コンパクターを使いますが、振動コンパクターを使用すると、舗装材が跳ねてうまく転圧できないことがあります。その時は、ベニヤなどを敷いた上から転圧してください。

2015年

11月

16日

インターロッキングブロックの目地材

インターロッキングブロックから雑草が生えてくるので、ジオベストで何とかなりませんか?といった質問が寄せられています。

インターロッキングブロックの構造は、一般的に左の絵のような構造になっています。

 

雑草が生えてくるのは、ブロックとブロックの間の目地砂か、敷砂のいずれかに原因があります。雑草が生えてきたら面倒ですね。また、目地砂には、硅砂が使われることが多いのですが、硅砂はサラサラしていて隅々まで詰めることができるメリットがありますが、傾斜のあるところは流れてしまうといった問題も起きています。

では、左の写真の雑草が生えている原因は、目地砂か、敷砂のどちらでしょう。

明らかに敷砂がブロックの下で繋がっていると考えられるので、敷砂に原因があると考えられます。

一般的に敷砂には良質な砂が使用されていると思いますが、砂そのものに防草対策がされてないと、数年もするとこのような雑草が生えてくることがあります。

では、対策はどうすればいいのでしょうか?

実はジオベストは、酸化マグネシウム系土舗装固化材ですが、重金属類の不溶化にも役立っています。

フッ素、ホウ素、六価クロム、鉛、シアン、砒素といった汚染土壌を不溶化(汚染物質を少なくすること)もすることができるのと同様に、土の中の養分を不溶化して植物が育ちにくい環境にすることができます。

よくわかる例として、植物が吸収できる「リン」と植物が吸収できない「リン」があることをご存知でしょうか?

つまり、ジオベストは、植物の栄養素を不溶化して雑草の抑止ができるわけです。

では、ジオベストを何%混ぜれば効果が出るのかというと、左の「添加量-不溶化率」のグラフのように10%程度混合することで雑草が生えるのを防ぐことができます。

ジオベストと目地砂である硅砂や敷砂に混合すると、固まるかというとコンクリートのようにカチカチにはなりません。硅砂や敷砂が流れない程度に時間をかけて固まる程度です。

厚さ3cmの敷砂には、事前にジオベスト10%を混合し、表面を締め固め、レベルを均等にして仕上げます。

ブロックを並べた後、乾燥させた目地材とジオベスト10%も同様に混合し、目地に入れ、きれいにほうきで掃きます。表面がきれいになったら、目地材が流れないように配慮しながら軽く散水します。散水することで敷砂も目地材も固まっていきます。上の写真は、ジオベストと硅砂を混ぜて固めたものです。砂ですから透水します。もちろん、敷砂も透水しますので、雨水を地中に浸透させることで雨水の流失を抑制できます。

そのためには、路盤そのものが透水する材料であることが欠かせません。

 

インターロッキングブロックの雑草防止は、目地砂と敷砂に注意することが大切ということになります。

ちなみに、ジオベスト10%とは、1㎥当り163kgになります。敷砂が3cmの場合、1㎡当り4.89kg

使用する必要があります。ジオベストは20kg入りなので、1袋で約4㎡施工できることになります。

 

また、硬度をアップさせようと思ったら、真砂土を篩いにかけて細かくし、ジオベストと混合して使用するという方法もありますが、透水性が悪くなります。

尚、ジオベストの色ですが、真白ではありません。

 

元々が土舗装用にブレンドされているので、わずかですが、色がついております。色の要望につきましては、すべての方にお応えするという具合にはいきませんが、施工後では遅いので、事前にご確認いただきますよう、お願いします。

厚さ3cmの敷砂には、事前にジオベスト10%を混合し、表面を締め固め、レベルを均等にして仕上げます。

ブロックを並べた後、乾燥させた硅砂とジオベスト10%を同様に混合し、目地に入れ、きれいにほうきで掃きます。表面がきれいになったら、目地材が流れないように配慮しながら軽く散水します。散水することで敷砂も目地材も固まっていきます。

 

下の写真は、オーストリッチレンガを並べて、硅砂とジオベスト10%を混合したものを、ブラシやホウキを使用して目地に入れ、散水したところののものです。

2015年

10月

12日

土系舗装のカビやコケ対策

ジオベストなどの土系舗装では、北側の日の当らない場所や水ハケの悪い場所では、湿気などで、カビやコケが生えやすくなります。

左の土系舗装の写真も、雨が降ると水溜りが出来、しばらくは水が引かないので、カビで少し黒ずんでいます。特にこの場所は、周囲より10cm程度低いので、水の流入が多く、一時的に水溜りが出来ます。

一方、アスファルトやコンクリート舗装は排水性舗装なので、勾配をとっておれば表面を水が流れるので、カビやコケは生えにくいのですが、それでも日陰のジメジメしているところでは、カビやコケが生えてきます。

土系舗装は、アスファルトやコンクリート舗装と異なり、透水性舗装なので、表面は乾きますが、透水した水が土系舗装の下の方に溜まったままになると、構造上、やがてカビやコケが生えてくる可能性が大きくなります。

カビやコケを防ぐには、水溜りを作らないように透水した水が排水されるための勾配をとったり、排水溝を設置したり、水の流入する箇所を遮断することなどで、カビやコケが発生する原因を最小限に抑えることが重要です。特に日陰や風通しが悪いところは注意してください。

土系舗装は、水ハケをよくして、土舗装が乾燥したいい状態を維持することが、なによりのカビ・コケ対策になります。

 

カビで困っている場所で、防カビ対策として塩素系カビ取り剤以外に、消石灰をジオベストに混ぜる方法もあります。また、消石灰は土舗装の上に撒くだけでも効果があります。しかし、消石灰は強アルカリ性なので、目に入ると危険な物質です。カビが生育するのは、pH2pH8.5なので、強アルカリの消石灰をカビ対策として使用すると防カビ効果はありますが、弊社は環境にやさしい中性域にある固化材料としてジオベストを推奨しているわけなので、当方から強アルカリ性の消石灰の使用をお勧めできません。使用される場合は、危険性を知った上で、自己責任において安全にご使用ください。

2015年

8月

13日

土系舗装向きの土質とは?

ジオベストは大抵の現地土を固めることが出来ますが、土の種類によって、強度の発現が異なります。

つまり、シリカ、アルミナ、鉄等を含有する土(真砂土・火山灰土・黒ぼく土・赤土など)には相性がよく、細粒分のほとんどない砂(川砂・海砂)とは相性がよくありません。

しかし、東南アジア産砂は細粒分がほとんどなく硅砂状を呈していますが、強度が出ます。

特にラテライトは鉄分が多く含まれているので、真砂土よりも強度が出ました。

 

真砂土だけについていえば、同じ真砂土でも粘性土より砂質土の方が強度が出ます。その差は二倍以上あります。市販園芸用の真砂土も試してみましたが、相性は抜群によく、一番強度が出ました。

よって、ジオベストの土系舗装は、土質によって強度が変わりますので、現地土を使用される場合、事前に配合試験をされることをお勧めします。ジオベストは、酸化マグネシウムが水と反応して固まっていきますが、自硬性は、30~40%程度です。あとは、冒頭に書きましたが、地質に大きく左右されるので、このことによって、強度の差が出ます。

ちなみに、現地土を固める場合、透水性を高めるために砂を混合します。砂を混合することで土舗装の透水性が高まり、土の改良が出来ます。

2015年

8月

06日

腐葉土と火山灰土を固める

土の種類はいろいろありますが、腐植土とか腐葉土といったものは土でしょうか?

落葉広葉樹の葉や植物が堆積し、バクテリアなどの微生物などにより発酵し、土状になったものなので、厳密にいうと「土」ではありません。

この腐植土や腐葉土を「土」に3割程度加えると土が固まらず、通気性・保水性・排水性が向上します。よって、植物や野菜を育てるのに役立っています。

通常、腐植土や腐葉土には、水和反応を阻害するフミン酸等が含有しているので、これらを含む土を固化材で固めるのは難しいと言われています。

しかも腐植土や腐葉土の酸性により、セメント系の場合、セメントのアルカリ反応が抑止され固化不良を起こすので、十分に固まりません。

しかし、左上の写真のように、酸化マグネシウム系のジオベストなら、フワフワだった腐葉土を固めることができます。しかし、固めたものは軽いので水に浮かび、強度はあまり出ません。

よって、腐植土や腐葉土だけなら、真砂土や砂などを混合し、強度の発現をさせることが必要です。落ち葉の多い登山道の整備や修復工事など、ジオベストなら、現地土にジオベストを混ぜるだけで、フミン酸や酸性の影響を受けることなく、改良効果が発揮できます。

また、左下の写真は、ジオベストで火山灰質粘性土を固めたもので、これまで難しかった火山灰質粘性土を固化して利用することが出来るという事例です。しかも180日以降も長期にわたって強度増加がみられ、火山灰質粘性土の利用を可能にしています。こちらも実用にあたっては、砂などを混ぜ、透水性を良くすることで、改良を加える必要があります。

沖縄の赤土も同様に、砂を混ぜて改良したあと、固めることができます。

日本の畑の約40%は、黒ボク土といわれています。

 

黒ボク土は、火山灰土と腐植土で構成されており、ジオベストで固めることが出来る土です。土壌中に有機物が多くなると、土色は黒くなりますが、表層は腐植土が多いため色は黒っぽく、下層は褐色となっています。これは、火山の噴火によって、火山灰が積もり、そこに植物が育って腐植し、長い時間をかけて黒ボク土となったものです。

2015年

7月

05日

シート養生の重要性

転圧等で土舗装の表面仕上げが完了したら、シャワー散水を行います。

同時に表面が硬化するまでは、人などが立ち入らないようにバリケードで囲み、ブルーシートやフィルムで覆って、シート養生を行います。

シート養生のタイミングは散水直後、土舗装が散水で濡れている間に行ってください。

■養生目的は、

・土舗装に散水した水が直接日光を受けて短時間で蒸発してしまうことで正常な硬化が出来なくなるドライアウトを防ぐこと。硬化段階で乾燥させないためです。

・施工後の降雨によって、硬化する前に固化材が流されてしまうことを防ぐこと。

・硬化前の降雨で、土舗装の材料である土が固まる前に流失してしまうことを防ぐこと。

・シート養生をすることで、土舗装の表面だけでなく中面も均一に固めるためといった目的がシート養生にはあります。

養生シートは施工後3日間程度としますが、天候が悪いと養生期間を延長する必要があります。

特に、梅雨期は突発的な降雨が多いので、表面が乾燥するまではシート養生をするようにしましょう。

 

尚、補修のための再舗装の場合でも、降雨流失、表面乾燥を防ぐためにブルーシートやフィルムでシート養生をしてください。

2015年

7月

05日

寒冷地での土舗装

寒冷地での土舗装は、霜害や凍害によって損傷を受けやすいという課題があります。

土系舗装は、土の粒同士を固化材で接着しているわけで、土と土の粒の間の空隙が大きく、そこに水が流入し、水で飽和状態になると、氷点下で水が凍結膨張して損傷を受けやすくなります。

この凍害という現象には、さまざまな説がありますが、一般的には、水圧説が有力です。

大きな空隙中の水が凍結し、次いで小さい空隙中の水が凍結するわけですが、水が凍結する際、約9%の体積膨張を生じます。小さい空隙の水が凍結する過程では大きな空隙に出来た氷晶により膨張が拘束されます。この膨張を緩和するだけの自由な空隙が存在しない場合に、ひび割れ等の凍害が発生すると考えられています。

それには、まず酸化マグネシウム系固化材の添加量を増やして耐久性に変化をつけるということで寒冷地対策を行い、年間1万平方メートル以上の施工実績を達成しているところもあります。しかし、それだけでは十分とはいえません。

よって、土舗装試験施工において、弊社でもさまざまな実験を行ってきました。

・土材料の改良・・・つまり、透水性を高めることで、水の滞水をしにくくする方法です。そのためには、土に砂を混ぜ、粒径を大きくして空隙率を高める対策です。凍害というとコンクリートが代名詞になっていますが、コンクリートの場合、乾燥した時、小さな空隙が多数できることから、いくら固くても寒冷地では凍害に遭いやすいという状況が生まれています。コンクリートでも凍害に遭うということです。

よって、水セメント比を低くして高強度のコンクリートで凍害対策を行っていますが、土舗装も同様に、含水比を極力低くして施工することが必要になります。もちろん透水性を高めることは、透水した水を滞留させずに排水させることが重要です。

・撥水により水を断つ・・・つまり、撥水材を使用して土舗装に含浸させ、水滴が玉になりはじくことで、氷着を防止し、凍結を防ぐという対策です。下の写真はジオベストで固めた土舗装のサンプルを2分割して、一方に浸透性吸水防止材を噴霧し、比較したものです。

通常のジオベスト土舗装では一瞬で水は透水してしまいますが、噴霧した方は水滴が玉になり、水をはじいて透水しません。

・蓄熱・・・いわゆる蓄熱材を混合することで、土舗装の温度低下を防ぐ対策です。蓄熱材にもいろいろありますが、塩カルも降雪初期における凍結を防ぐ効果がありました。さまざまな蓄熱材料で試されることをお勧めしますが、覆土や路盤の設置で、温度低下を防ぐ方が長期的にみて、凍害対策になりました。

2015年

5月

26日

土系舗装の耐力

これからのシーズンは大雨が降ることも多いので、土系舗装にとっては怖い季節に入ります。

アスファルトやコンクリート舗装と違って、土系舗装の強度はそれほど強くはないので、大量の雨が一気に降ると、土系舗装をした傾斜のある坂道が「水ミチ」となり、土が流されてしまうことがあるからです。

土系舗装は透水性舗装なので、普通の雨の場合は土に浸透して、水溜りができることはありませんが、大量の雨が一気に降ると、透水する前に土系舗装の表面を水が走ります。これが「水ミチ」です。

また、排水がうまく機能していないと、降雨した水がスムーズに地中に透水せず、路盤の上に滞留し、表層と路盤との間を水が走ったり、毛細管現象で表層に水が逆流してくることがあります。

そして、特に寒い地方の場合、排水が機能しないと、表面の水や透水した水が滞留して凍結し、凍害を引き起こすことにもつながっていきます。

よって、土系舗装をする場合は、水が滞留しないように排水には十分気をつけ、常に土系舗装の道が乾燥したいい状態を保てるように配慮することが欠かせません。

具体的には、「排水孔を設置」したり、「排水勾配をつける」ことや、「他からの水の流入を避けるように気をつける」といったことですが、ちょっとしたことが長期的に土系舗装を良好な状態に維持する重要なポイントになります。

土系舗装は、土質によって収縮乾燥しやすいもの、粒度が揃ってないもの、シルト分が多く根詰まりしやすいもの、粘土質で含水比が多いものなど、透水の仕方はいろいろです。

よって、品質管理が重要なことはいうまでもありませんが、長期的に土系舗装を維持できるかどうかは、土系舗装の良し悪し以前に、土系舗装の構造的なもの、地域の気候といった環境要素が大きく影響するので、設計の段階で、シミュレーションをしておくことが必要ということになります。

 

土系舗装が増えると、ヒートアイランド対策だけでなく、安全で快適な潤いのある生活に貢献が出来ます。長期的にいい状態を保てるように、透水性排水が機能するように心がけましょう。

2015年

5月

04日

雑草対策

植樹帯にはさまざまな花が植えられ、私たちの生活に潤いを与えてくれています。

 

左の写真は、植樹帯に植えられたオタフクナンテンですが、本来は紅葉が美しく季節の変化が楽しめるはずなのに、雑草対策がされてないので、雑草が伸びてきて、景観が台無しになっています。

一方、下の植樹帯に植えられたオタフクナンテンには雑草がありません。

これはジオベストを使った雑草対策が行われているからです。

ジオベストは、弱アルカリ性なので植物、昆虫に対して悪影響を及ぼしません。透水もするので樹木が枯れる心配もありません。

育てたいものだけを伸ばし、雑草を抑止するジオベストの雑草対策です。

 

 

一度雑草対策を行うと、上の写真のように雑草に悩まされることなく景観が長期的に維持できます。

2015年

4月

16日

舗装材としての力学的性能

真砂土にジオベストを12%混合して土質改良を行った場合の力学的特性は、左記のようになります。

ジオベストの主成分である酸化マグネシウムは、土中の水分により水和されて、水酸化マグネシウムとなり、さらに炭酸ガスと反応して塩基性炭酸マグネシウムを形成します。これが土粒子同士の接着をもたらします。また、水酸化マグネシウムは、土のシリカと反応してマグネシウム・シリケート水和物として硬化する一方で、混合されている金属塩類に水酸化マグネシウムが反応して硬化します。

一般にセメント強度の伸びは長期強度で約1.4倍(2週強度に対して)ですが、酸化マグネシウムの場合約2.0倍以上(10日強度)強度が上がります。これは酸化マグネシウムが結晶結合のほかに、上記のような土の中にある金属と反応を続ける事で強度が上がり続けるからです。

固化材添加率と圧縮強度の関係をグラフ化してみると、固化材添加率の増加に伴って圧縮強度が比例して大きくなっていきますが、含水比の変化に依存する傾向が強く、最適含水比付近が一番強度が出るという結果になりました。

 

このことから、土舗装及び防草処理において、土質及び施工条件による、最低添加量を決めております。

2015年

3月

24日

真砂土舗装の透水性

「よく透水性はどうですか?」と聞かれます。真砂土を使用しているから透水しやすいのは確かですが、真砂土には粘土質のものや砂質のもの、そして風化程度によって粒度も異なるので、一概には言えません。しかし、一般的には真砂土舗装は、透水性が高い舗装であるということは言えます。

では真砂土だけのものと比べてどうかというと、真砂土だけの場合、締め固められてくると徐々に透水しにくくなります。また、大量に雨が降ると、土の流失も起きます。

しかし、ジオベストで固めた真砂土舗装の場合は、間隙が結合材によって固定されるので、透水性が維持でき、真砂土だけの時より、はるかに透水性がアップします。

また、土の流失も阻止できます。

写真は、半分真砂土舗装をしたところに雨が降り、未舗装側に水が流出して水溜りが出来ている写真です。よって、不具合が起きている写真ではありません。

この写真から言えることは、

真砂土舗装は透水性舗装であり、水が浸透するので、未舗装の場所に比べて水はけが良く、水溜りが出来ないということ。言い換えれば、透水性があるので、表面的には水溜りが見えないということ。

真砂土舗装を浸透した水は、低い部分に向かって路盤の上を流れ、勾配がないと路盤に滞留します。

すぐに乾燥するような場所では問題は起きませんが、元々水溜りが出来やすい場所を土舗装する場合は、勾配をつけたり、暗渠などの排水設備を事前に検討しておかないと、土舗装の表層の上まで水が浮いてくることがあります。

不具合の例を上げると、凍結による破損です。表層の水が凍結して土舗装を壊します。

また、なかなか土舗装が乾かないと硬化も遅くなるだけでなく、乾かないために固化不良を起こすこともあります。土舗装を壊してみたら、舗装の下に水溜りが出来ていて、そのことが原因で固化不良を起こしていたというケース等です。

 

透水性が高いということはいいことですが、だからこそ目に見えない場所への注意も必要です。

2014年

12月

10日

土舗装に会所!

土舗装は降った雨がそのまま地下に浸透する透水性があるから排水会所は必要ないと思われがちですが、少量の雨ならともかく雨が集中して降ると、透水性があるからこそ排水会所が必要になります。

土舗装に限らず、雨は排水勾配や側溝があれば水が溜まることはありません。しかし、雨が降ると滞留する場所があると、土舗装の表面に水がなくても土舗装の内側に溜まって不具合を起こすことがあります。よって、施工前に現地を調査して、排水を助ける暗渠配水管や排水会所を設置しましょう。

排水会所は、排水枡、雨水枡、街きょ枡とかいろいろな種類や呼び方がありますが、ここでいう枡は、雨水の集水・排水を目的とした枡です。

平坦な場所以外でも、さまざまな場所から流入してくる水への対策が必要です。

特に寒冷地方では、この雨水が溜まった水が凍結すると、土舗装の表層部が剥れたり、表層に近いところから破壊し、土舗装全体が劣化していくことになるので要注意です。

土舗装の表面の凍結は、表面が氷でシールされた状態になるので、凍結が進行すると未凍結水のわずかな移動でも、土舗装が破壊することになります。

寒冷地方では、土舗装の表面が剥れてザラザラになっているのをよく見かけます。

 

土舗装は、舗装材を敷均し転圧するだけの工事なので、むしろ簡単な工事ですが、水の排水や滞留が起こらないように、事前の工事として、下地の整備こそが重要となります。

 

2014年

11月

23日

送電鉄塔敷地の防草対策

送電鉄塔は、送電電圧、容量、地形に応じて高さが変わりますが、45mから100mを超えるものまであります。

50万ボルト設計で高さ80m、100万ボルト設計で110mが目安です。

この鉄塔の敷地を土系舗装で防草対策をしようとすると、雨だれが気になります。

なにしろ相当の高さから降り注ぐわけですから、雨とはいえ柔らかい土系舗装の耐久性は大丈夫か、雨だれ跡が大きくなり、やがてクラックにならないかといった心配です。

確かに、施工した直後の固まっていない土舗装の場合、地面に強く打ち付ける雨で地面には穴が開いてしまいます。その対策として、施工後の初期養生の段階ではブルーシートで表層を覆います。これは雨だれによって傷つくのを防ぐだけでなく、土系舗装の含水比が多くなることを防ぐためでもあります。含水比が多くなると、強度が落ちるからです。

立地条件によりますが、夏場で2~3日、冬場では1週間程度の養生をした後、外します。この初期養生の期間を乗り切れば、下の地面の写真のように表面から5mm程度損傷を受けているところもありますが、それ以上の痛みはありません。

舗装厚が5cmの土系舗装であっても、わずか1/10の厚みの損傷だけですみます。

下の写真は、敷地面積360㎡、施工後2年経過したこの敷地のアップ写真です。

 

このような鉄塔の敷地の防草対策をする場合、気をつけないといけないことは、敷地が元々田んぼや山であったところが多く、周囲に排水溝や暗渠排水が設置してなくて、周囲はコンクリートブロックで囲まれただけというところがあります。

その場所をいきなり路盤で固めた後、土舗装をすると、水が排水されずに滞留して凍結破損(水は凍結する時9%ほど体積が増える)をすることがあります。

アスファルト舗装やコンクリート舗装であれば表面排水によって、排水溝に流れますが、土系舗装は透水性排水なので、降雨などの水が地面に浸透した後、その水を逃がす水抜きが必要になります。

 

新規に栄養分のない真砂土を入れる場合は、固化材と真砂土をバックホウで混合すれば、それを敷き均すだけで、長期間の防草対策になりますが、現場の土を再利用する場合は、現地の土をよく乾かし、出来ればフルイにかけてから混合していただくと、混合不良で混ざってなかった部分から雑草が生えてくるといったことはありません。

鉄塔敷地の舗装は、上記のようなことに注意していただければ、鉄塔敷地には人が入らないので、磨耗の心配をする必要がなく、長期的に安定した防草対策ができます。

お困りのことがあれば、弊社までご一報をお願いします。

 

 

2014年

10月

15日

ヒメダカ急性毒性試験&ラット試験

防草メカニズムのお話をさせていただくと、よく話題になるのが成分の安全性や毒性の有無です。ジオベストは、安全性を証明するために、各種の試験を行っています。

 

ヒメダカ急性毒性試験

水質汚濁防止法においてpH値の高低は規制対象になっています。

よく高pH値の排水を流出させて魚の大量死が起きたという記事を見かけることがあります。

よって、ジオベストの安全性を立証するためにメダカを水質悪化の実験に用います。ヒメダカは観賞魚で、クロメダカに比べて環境に弱く飼育が難しい魚ですが、ジオベストで固めた土舗装の中で生息させても、ヒメダカの生存率は100%でした。

公園などには、再生路盤材(RC)が使用されていますが、コンクリートガラを使用した路盤材はpHが高く、雨水などが路盤を透って小さな池などに流れ込むと、池水のpH値が上がってしまいます。自然との境界整備には、細かい配慮が必要ですね。

 

ラットを用いた単回経口投与毒性試験

ラットへ強制的にジオベストを食べさせて、ある一定期間の観察を行うものです。その後、麻酔をかけられ、解剖され、内臓を検査されます。この試験で、ラットは初日、ジオベストで下痢をしたそうですが(人間の飲む薬に下剤がありますが、おなじ酸化マグネシウムが原料なので。)、翌日には元気になり、以前より太ったそうです。

 

結果はどちらもすべてカテゴリー5。安全側の最大評価ということになりました。

 

ジオベストは土舗装固化材に強アルカリ性のセメントを使用せず、pH値だけでなく、成分などの面でも生物に負荷を与えないように安全性を確認しています。

 

また、雑草に対しては土に含む養分(窒素・リン・カリウム)を不溶化して、雑草の発芽・生育を抑えることが出来ますが、周囲にある桜などの樹木への影響については、土中の養分や水を通常通り根から吸収できるので、生育に問題はありません。

酸化マグネシウム系固化材「エコアース」は、「汚染の除去等の措置の実施に関する技術的基準」の不溶化措置に適用可能であり、目的・用途・コストに応じた不溶化処理ができます。

 

2014年

7月

29日

側溝について

実は、左の写真は、上からジオベストによる真砂土舗装の施工前(路盤)、施工直後、施工後45ヶ月が経過した園路の写真です。

何の問題もないように見えますが、一番上の路盤を見ていただくと、U字溝と土系舗装の表面が面一になっていて、透水した水がU字溝には流れず、路盤の下に吸い込まれる以外に抜け道がない構造になっています。

コンクリート舗装やアスファルト舗装のように排水性舗装の場合は、このU字溝で構いませんが、透水性舗装である土系舗装の場合は、側溝の側面に排水プレートが必要です。

この園路には下方に向けて勾配があるので、透水した水が下に向かって流れるため、水の滞留は発生しておりませんが、勾配がない園路の場合、水がU字溝の縁で遮断され、滞留、または土系舗装の上を水が流れ、コケが生えてきたり、ひび割れ等の不具合の原因となります。

凍結する寒冷地であれば水の膨張で土舗装が破壊される恐れもありますので、注意が必要です。

 

 

側溝は透水性舗装に適した構造のものにして、排水に注意することで土系舗装の長寿命化を図っていきましょう。

2014年

7月

23日

メガソーラーと雑草

メガソーラーの雑草対策に悩まれている方は多いと思います。施工時にはあまり気にすることもなかった雑草ですが、半年もすると写真のような状態となります。

雑草対策としては、いくつかの方法があります。

  定期的に草刈をする。

  除草剤を撒く。

  コンクリートやアスファルトで敷地を舗装する。

  防草シートを敷く。

  防草シートの上に砂利を撒く。

  グランドカバー植物を植える。

  敷地を酸化マグネシウム系固化材で防草対策を行う。

 

施工時には、太陽光発電整備以外にはコストをかけないという視点から「草刈」を考えられる方が多いと思いますが、草刈り機を使用すると、砂利が飛んで太陽光モジュールを壊す危険性があります。また、年に何回も草刈りを行うとコストも拡大していきます。

 

除草剤は周辺環境に配慮する必要がありますが、使用すると土壌が軟弱になり、取り返しがつかなくなることがあります。効果の持続性にも問題があります。

 

コンクリートやアスファルトの場合、輻射熱によるパネルの温度上昇により発電効率の低下や、敷地の現状復帰の際、処分に困ります。

 

防草シートは耐久性の観点から長期的に効果が持続できるかが課題です。つなぎ目から雑草が飛び出すことや風対策に十分な配慮が必要になります。カビや虫が湧かないように注意することも大切です。

 

防草シートの上に砂利を撒くのも1つのアイデアですが、飛んできた土や種が砂利の間に入って、雑草が生えてきます。

 

グランドカバー植物はメンテナンスが重要です。手間がかかりますので、時間を惜しまなければいい方法です。

 

 

 

ジオロックを使って、長期的な視点から防草対策をする。ジオベストでの長年の実績がメガソーラー敷地の防草対策に活かせます。

2014年

7月

23日

セメント系土舗装

土系舗装に使用するセメント系固化材というと、どうしても六価クロム溶出の問題となってしまいます。

クロムは錆びにくい無害の金属で鉄との合金がステンレスです。クロムめっきも家庭用品には六価クロムが多用されています。

しかし、六価クロムというと、極めて強い毒性を持ち、六価クロムが皮膚や粘膜に付着すると、皮膚炎や腫瘍の原因になり、また、肺がん、大腸がん・胃がんなどの発ガン性物質としても扱われています。よって、取り扱いには厳重に注意することが必要な物質です。

この六価クロムがセメント系固化材になぜ含まれているかといえば、現在では次のように考えられています。

セメントの原料である石灰石・粘土・けい石などは、天然資源であるがゆえに、もともとクロムも微量含まれています。

自然界でのクロムはクロム単体または三価の状態で存在していますが、セメント製造の過程で1450度以上の高温で焼くため、その一部が六価クロムに酸化されて、セメント中に存在することになります。

こうして出来た毒性の強い六価クロムが溶出するメカニズムは、土とセメント系固化材を混合した場合、土の性質によって、水和物の生成が阻害され、水和物によって固定されなかった六価クロムが溶出されることがあるとされています。

よって、セメント及びセメント系固化材を使用した改良土は、六価クロム溶出試験を行うことを義務づけているわけです。H13.4

しかし、施工前の試験では六価クロム溶出量が土壌環境基準以下であったが、施工後に基準を大幅に超えたという問題が平成20年に起きました。土壌の六価クロム汚染は、ひとたび発生すると事後処理が非常に難しく莫大な費用がかかります。

よって、施工前の事前調査を慎重にやっていく必要があります。また、六価クロム低減セメントも開発されていますので、上手に利用していく必要があります。

 

 

※このホームページのアクセスキーワードに「セメント系土舗装」がトップになりましたので、書かせていただきました。

 

2014年

7月

12日

真砂土舗装をする前に基盤の確認!

土系舗装は歩行者に対して安全で快適な歩行性を確保するとともに、親しみ、潤いあるいは躍動感を感じさせるアメニティを与えることができます。

よって、多くの場所で土系舗装にされるところが増えています。

しかし、土系舗装がアスファルト舗装やコンクリート舗装と決定的に違うところは、土系舗装には透水性がありますが、一般的なアスファルト舗装やコンクリート舗装には透水性がありません。つまり、一般的なアスファルト舗装やコンクリート舗装は、路面に滞留する雨水を積極的に道路の側構等へ排水する仕組みになっているので、透水性は重要視されません。その為、アスファルト舗装やコンクリート舗装に慣れている方が土系舗装を同じ方法で工事されると不具合が起きることがあります。

透水するということは、排水路などの負荷を軽減するなどのメリットなどがあり、いい面も多いのですが、土舗装の中に水が滞留し、溜まった水が土の硬化を遅らせ、固化不良を起こしたり、冬季には凍結して膨張し、破損するなど逆に不具合になる可能性が出てきます。

もちろん、透水性のあるアスファルト舗装やコンクリート舗装でも、寒冷地区であれば、同じような結果が生じ、凍結膨張で舗装を持ち上げたり、クラックや舗装の剥れなどで壊れていくといったことが起きます。

よって、土系舗装をする場合は、施工に先立ち、流水による侵食や凍害(霜柱)、路床軟弱のためのクラック崩壊などを避けるために、勾配や排水溝、路盤の設置を十分検討しておく必要があります。

●水の流入阻止⇒土系舗装は、普通の雨に対しては問題ありませんが、大量の水が流入してくると侵食で破壊されてしまうことがあります。また、水の流入は、固化不良や凍結の原因にもなります。よって、園路のように遊歩道部分が周囲より高く、両側に水が流れ込む構造になっていない限り、排水溝の設置をする方が適切です。

●水の滞留阻止⇒水が滞留すると凍結する以外に、コケが生えてきて表面が黒ずんでくる不具合が発生します。また、初期硬化の時期に水が流入すると含水比が多くなり、固化材が余剰水と一緒に表面に浮いてきて、下層の土系舗装がいつまでたっても固まらず硬化不良を起こすことがあります。

●水勾配⇒一般的には、水が滞留しないように排水勾配をつけます。もしくは、地盤の水はけを良くすることです。粘土質の路盤では透水せず、水勾配がないと表層と路盤の上に水が溜まって不具合を起こします。

 

どのような舗装をするにしても、凍結する地方では路盤の水はけをしっかりと考慮した上で施工する必要があります。
凍結する地方では土系舗装といった透水性舗装は不向きですが、だからといって路盤の施工の仕方しだいでは出来ないわけではありません。ご相談ください。

2014年

5月

25日

遊歩道の2年半後

呉市の「音戸の瀬戸公園」の土系舗装は、施工後2年半が経過しました。

 

土系舗装は周囲の自然環境に調和させることを目的として、景観を重視して採用されるケースが一番多いといえます。

さらに雨道でも泥濘化せず、快適な歩行ができるということも大きなポイントになります。

 

2年半が経過した現在、写真では、落ち葉と樹木の影で土系舗装の遊歩道が見づらくなっていますが、新緑とマッチして土本来の自然な風合いが楽しめます。 

 

呉市には、「大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)」や「海上自衛隊呉史料館」などがありますが、ここ「音戸の瀬戸公園」も人気の観光スポットです。


凍結する地方では土系舗装といった透水性舗装は不向きですが、だからといって路盤の施工の仕方しだいでは出来ないわけではありません。ご相談ください。

 

 

 

ジオロックを使って、長期的な視点から防草対策をする。ジオベストでの長年の実績がメガソーラー敷地の防草対策に活かせます。

2014年

5月

23日

防草テープ販売再開!

201469日より、防草テープの販売を再開しました。

製造するには、まとまった数量が必要なため、しばらく欠品しておりましたので、大変ご迷惑をおかけしました。

道路の維持管理に欠かせない「防草テープ」は、舗装と歩車道境界ブロック等の構造物との空隙に繁茂する雑草の抑止に使用します。

また、施設建物基礎部や鉄塔・橋梁・擁壁と舗装との接点に繁殖する雑草の抑止などに使用するのもいいと思います。

耐候性・ 耐摩耗性に優れた材料を使用することで長期(3年~5)の雑草抑止が可能となります。

 

 今後ともよろしくお願い申し上げます。

2014年

3月

20日

春です。防草です!

冬の寒さが信じられなくなるほど暖かくなり、春の息吹が感じられるこの頃となりました。

ジオベストは、酸化マグネシウム系土舗装固化材ですので、土を固める土質改良が主な用途ですが、土系舗装以外にもいろいろな用途にご使用いただいております。

その1つが防草です。

本当は雑草が芽を吹く前の寒い季節に防草処理すれば、発芽前なので、防草効果は一番期待できます。

しかし、冬季の寒さで、固化するために使用する水が凍結し、固化不良を起こしやすく、土系舗装の方は、少し暖かくなった今頃からが一番作業がしやすいといえます。

ジオベストは、除草剤ではありませんので、雑草を薬剤で枯らすわけではありません。

雑草の発芽には、窒素(N)、リン(P)、カリウム(K)といった植物にとっての養分が非常に重要です。

特に、リンが欠乏すると、発芽及び生育が強く抑制されます。

植物にとってリンは、植物の生命でもあります光合成や植物細胞の代謝と分裂に不可欠な栄養素だからです。

窒素は、欠乏すると、葉は大きくならず生育が悪くなります。

リンと同じように発芽時期ほど必要とされる栄養素です。光合成に必要な葉緑素も窒素化合物です。

カリウムは、発芽初期だけでなく、成長していく段階でも必要な栄養素です。

よって、カリウムが欠乏すると、植物の成熟が遅れます。

ジオベストは、これらの植物にとっての3大養分を植物が吸収できない姿に変えることで、雑草の発芽を抑止します。

 

 

それでは誰でも簡単にできるジオベストを使用した防草処理の方法をご紹介させていただきます。

左は防草処理をする前の写真です。

 

ジオベストは雑草を枯らすわけではありませんので、生えている雑草を刈り、除去します。そして、出来る限り除根をしてください。

左は、大雑把ですが、除草をしたところの写真です。

 

特にアシ、稲草、スギナなどは長根の雑草は表層を突き破って出てくることがあるので、出来るだけ除根まで行います。

次に、固化材と土が混合しやすいように、鍬を使って耕します。耕すことで、残っている根を取り除くことが出来るし、土も乾燥するので、この後の作業がやりやすくなります。

よって、雨上がりや土が湿っている時は避けましょう。

 

ダマができると、その中の雑草の種から発芽することがありますので注意しましょう。

左の写真は、耕した土の上に、均等にジオベストを散布したところです。

 

使用するジオベストの量は、ジオベスト20kg入り1袋で、約3㎡が目安です。

左の写真は、土と固化材を混ぜているところです。

固化材は白色に近い色をしているので、混ぜると土の色が少し明るくなったような感じになります。

よく混ぜるとムラがなくなり、白色が消えます。

 

 

次に転圧をします。

ジオベストを混ぜることで植物にとって栄養のない土にする以外に、こうして板を置き、上から踏んで土を固めることで、さらに雑草が芽を出しにくくなるため、防草効果がアップします。

 

固めるといっても機械を使って転圧をするわけではないので限界はありますが、それでもある程度の硬さになります。

最後に散水をします。

これはジオベストの主成分である酸化マグネシウムが水和反応により、水酸化マグネシウムになり、さらに二酸化炭素と反応して土の粒子同士を結びつける接着剤になるからです。

 

散水の量は水和反応のためだけに水が必要であり、多くの水を散水すると、固化材が流れてしまうので、何回かに分けて軽く散水しましょう。

これで防草対策は完了です。

2014年

3月

16日

コールドジョイント

ジオベストの固化反応は、加水後、12時間で固化が始まります。

よって、コンクリートの場合と同じように、コールドジョイントが起きないようにするためには、打ち重ねの層は22.5時間以上の間をあけないように計画的な作業管理をする必要があります。

しかし、時として作業は中断しなければならない時があり、その場合には、打ち継ぎ目は、スロープ上になった残りの材料に斜めに摺り付けないで、必ず直角に切り揃えたところに新材を敷き均します。

このようにすればコールドジョイントは起きません。

まずは、コールドジョイントを防ぐためには、舗装材の混合時に加水しないことです。

つまりジオベストと土を混合した舗装材を敷き均した後、転圧時もしくは、転圧後にまとめて散水(加水)すれば、コールドジョイントは防げます。

しかし、最初から含水比が多い土とジオベストを混合する場合、すでに水が混ざっていることから、コールドジョイントが発生する危険性があります。

その場合の打ち継ぎ目は、必ず直角に切り揃えたところに新材を敷き均しましょう。

 

コールドジョイントは施工不良になりますので、注意しましょう。

2014年

3月

08日

真砂土舗装のコストパフォーマンス

真砂土舗装は、「セメント系固化材」「石灰系固化材」「樹脂系固化材」「マグネシウム系固化材」などを使用して真砂土を固めます。

土の粒子そのものは接着剤にはならないので、これらの固化材が水と反応して接着剤の役割を果たします。よって、固化材に何を使用するかが、真砂土舗装の違いになります。

ジオベストやジオロックは、「マグネシウム系」になります。重金属類を含まないので、六価クロム等の溶出検査が必要ありません。

また、pHも弱アルカリ性なので、中性域にある固化材として、生物や農作物などへの影響がないことから、環境配慮型商品または、環境保全型商品とも呼ばれています。

ジオベストやジオロックは、どのような土とも混合出来、固化、防草材料として使用できるので、真砂土舗装材というより土舗装用固化材、土壌改良材として販売をしております。よって、これらには「土」が含まれておりません。

環境にとっていい商品であることは、コストが高いというイメージがありますが、

(1)土は現地対応なので固化材のみ運搬すればいいことから、運搬コストの低減化とCO2の排出抑制が図れます。

(2)重金属類を含まないので、プレミックス(事前に混合し、パック詰めにすること)にする必要がなく、大量混合ができます。

この違いがコストパフォーマンスを大きく変えることになります。

確かに混合する手間が必要という欠点はありますが、土系舗装とはいっても用途は園路だけではなく、目的も舗装、防草や土の流失防止、土壌改良などさまざまなので、固化材の配合比を変えるだけで、利用範囲が広くなるメリットの方が大きいといえます。

何よりこれまでの土系舗装に比べてコストが安くつきます。

 

土系舗装は高いというイメージから身近な土系舗装を実現でき、さらに環境にもやさしいとなれば、お試しいただけると思います。

それにはジオベストやジオロックはどういった特徴があるかをご理解していただく必要があります。

 

それさえクリアできればけっして難しい材料ではありません。

2014年

3月

06日

環境にやさしい防草メカニズム

雑草の生長には、温度、光、水分、土壌環境等が大きく関与し、特に土壌環境(成分、養分、土壌微生物、硬度)に影響があります。

植物の体はおよそ60種類の元素から成り立っています。

このうち植物に不可欠な養分は、16種類の元素からなり、みずからの体内で合成できないか、生成できても絶対的に不足するため、他からの補給が必要なものです。

よって、必須養分と呼んでいます。

O(酸素)、C(炭素)、H(水素)、は空気や水から供給されます。

植物はこれらを原料にして光合成を行い、糖やデンプンを合成します。

この3種類を除く13種類が根から吸収されます。

窒素、リン、カリ(カリウム)は発芽初期に必要な養分で、三大養分と呼ばれ、多量に必要なので、多量要素とも呼ばれています。

根の養分吸収には土壌微生物の存在があり、この微生物を介してアンモニアや硝酸となり、窒素やリンを吸収します。

ジオベストの防草とは土中のリン(土中には不動態リンと可給態リンがある)、窒素、カリ(カリウム)がジオベストの主成分である酸化マグネシウムにより不溶化される事で養分が無い土壌となるためです。

土壌のリンの含有量は決して少なくなく、火山灰土壌においても0.41%ぐらい含まれており、1aの土壌には40100kgありますが、通常、植物に吸収される可溶態リンは10mg/100g以下です。つまり、土壌中のリンのほとんどは、不動態リンで、植物には吸収されません。

このわずかな植物が吸収できる可溶態リンを、ジオベストは10%添加するだけでさらに、80%以上、窒素の70%以上を固定化することができます。(リンは、リン酸マグネシウムに変化し、植物に吸収されないリンに変わります。リンが無くなるわけではありません。窒素はバクテリアによって分解した硝酸を硝酸マグネシウムに変化させます。)

ということは、植物が吸収できるリンや窒素はほとんどなくなり、雑草の発芽が抑えられる状態となります。

もともと日本は世界有数の火山国であるため、火山灰の土壌が国土の約16%に及んでおり、火山灰土壌は、土中のアルミニウムや鉄との反応により難溶性のリンが多く存在しているわけですが、リンは混入された酸化マグネシウムにより、さらに可給態リンの濃度を下げることが出来、その上、降雨(酸性雨)などによる還元が起こりにくい状態になるため、長期にわたり防草効果が持続できます。

では、このジオベストで固めた土系舗装を崩して植物が育つ土壌にしたい場合はというと、新たにリンや窒素などを含む肥料(リン酸はリン酸塩、窒素を取り込むには、アンモニウム塩、カリウムはもちろんカリウムの塩の形で供給)を人為的に与えることで、元の植物が育つ土に戻すことができます。

 

これがジオベストの防草メカニズムなのです。

2014年

3月

02日

舗装材の含水比

これから土系舗装を予定されている現地の土を送付していただきました。

土とはいっても粘土質のものや砂質のもの、シルト質のものなどさまざまな種類があります。

そして、それぞれの土には固める場合に、最もよく締まる適正含水比があります。

その含水比付近で締固めたときに最も安定性を発揮すると言われており、実験してみました。

今回送付いただいた土は、真砂土系の現地土で、おおよそ8%の水分が含まれていました。

そこでAには4%の加水、Bには10%の加水と水の量を変えて、固化後の状態を比べてみました。

 

間違えないように土の量も変えて2種類作成しました。つまり、左の写真のように。

A860gの土に4%の加水→総含水比12%、

B600gの土に10%の加水→総含水比18%

ということになります。

わずか6%の水分量の違いですが、写真のAは、水の量が少ないので、トレーに泥がつくことなく、固化しても収縮がほとんどみられません。

写真のBは、自然含水比と加水で合計含水比が18%にもなるため、トレーに泥がこびりつき、水が表面に浮いていました。団子にして手に取ると、手に泥がこびりついたと思います。しかし、乾燥すると収縮により赤いラインよりかなり下でカチカチになって固まりました。このように表面沈下すると、割れクラックを生じやすくなります。つまり、収縮の過程で、内部に目に見えない小さなひび割れを発生させて、強度が落ちていきます。

写真のAは、上から水をかけると、透水性があるので、すぐに浸透しましたが、Bは、透水に時間がかかりました。わずか6%の含水比の違いですが、土の水分量は透水性にも大きく関係してきます。

土の固化は、水和反応なので、水の量が多いと強度もアップすると思われがちですが、実は全く違っていて半比例です。

水分が多いと、乾くまでに時間がかかり、乾くとカチカチになり、一見強度が出たように見えますが、実際には、破損しやすくモロくなっていることが多いのです。

わかりやすく説明しますと、ジオベストの主成分である酸化マグネシウムは水和反応により、土粒子を結び付ける接着剤になりますが、水分が多いと「水糊」の様に薄まり、接着力も弱くなります。

水分が少ない「糊」は粘っこいので、接着力も高くなります。

つまり、水和反応に必要な水さえあれば、それ以上の水は強度を落とすだけで不要といえます。

よって、ジオベストの締め固め時の含水比については、一番固まる適正含水比の範囲を規定しています。

土の自然含水比が多かったり少なかったりすると、含水比調整を行います。

少なければ加水しますが、適正含水比より少し少ない量の水で管理すると、一番理想的な土系舗装になります。

一方、多すぎる自然含水比の土を固める場合、曝気乾燥させてから利用する必要があります。

土を締め固めする場合、土系舗装でなくても土を固めるには、土それぞれに最も締まる最適な含水比があります。その含水比付近で土系舗装も締め固めをするのが最も強度が出ます。

 

ということは、土系舗装をする場合、含水比が重要であり、特に、初期硬化の時は、雨や流入する水に気をつけなければならないということになります。

固めた上記のAの画像を大きくすると左のようになります。

現地土を使用していますが、土系舗装に適した土です。

ジオベストによる土舗装は重金属類を含まないので、どのような土も固めることが出来、環境保全型であるだけでなく、コストパフォーマンスは抜群です。

ぜひ試してみてください。

 

2014年

2月

12日

冬季施工の注意について

今年は45年ぶりに東京で積雪というニュースが流れるなど、気温の低い日が続いております。

 

土舗装でもっとも注意しないといけないのが、冬季の施工です。地域的なものがあるので、すべての冬季工事は避けるべきというわけではありませんが、不具合が起きる可能性がありますので、十分な対策が必要です。

●気象について

気温が低いと水が凍結します。

固化材の主成分である酸化マグネシウムは土壌の水と反応して水酸化マグネシウムに変化します。さらに、炭酸ガスと反応して土粒子同士の接着をもたらすわけですが、水が凍結すると、水との化学反応が出来なくなります。

土舗装は、土の粒子同士を接着しているわけですから、空隙ができます。空隙に流れ込んだ水が凍ると体積が膨張(水は凍結する時9%ほど体積が増える)し、その圧力で土舗装の組織が破壊され、ひび割れたり、表面が剥離したりして、全体の強度が劣化します。初期硬化の段階で空隙の水が凍結すると土舗装が固まる前に破壊されてしまいます。

 

また、特に日当たりのいい南面では、夜間に凍結し膨張、昼間に氷が溶け、さらに新しい水が空隙に入って凍結するという溶融凍解を繰り返し、凍害がさらにひどくなり、せっかく固めた土舗装も破壊されてしまうということが起きる可能性があります。

 

●水について

セメントも水がないと硬化しません。

セメントの粒子と水の化学反応によって、生成した水和物がセメント粒子同士を結合することによって硬化します。

水セメント比という言葉がありますが、水の量を表すもので、水40%が理想といわれています。では、ジオベストの場合はというと、水1012%が適正な含水比になります。水が多いほど作業がしやすいわけですが、セメント同様に水が多いほど強度が低くなり、乾燥収縮でクラックも発生しやすくなります。

化学反応のためには一定量の水分が必要ですが、必要以上の水分は不具合となるので、適正含水比の水のみで施工する必要があります。このことからわかると思いますが、固まらないうちに雨が表面に注がれると強度が落ち、気温が低い場合には凍害が出ます。

雨が降らなくても、土舗装に使用する土の含水比が前日の雨などの影響で高いと、不具合が起きやすくなります。

 

また、雪の多い地方では、融雪水による水分の供給が凍害を促進させる危険があります。

 

●勾配について

施工場所に勾配をつけるのは、水の滞留による不具合を避けるためです。

透水性のある路盤であれば表層の水は路床へと流れていきますが、路盤を転圧で固めると透水性が悪くなり、水の滞留が起きやすくなります。

冬場の滞留や水の流入は凍結を招きやすいので、予め測量を行い、勾配をつけておくことが不具合を起こさないためにも必要です。

 

左の写真は冬季に施工した新潟県と秋田県の土舗装の事例です。

凍害が起こらないように配慮して施工されているので、凍害は発生しておりません。

寒い地方だからといって、必ずしも凍害にかかるとは限らないわけです。

土舗装の冬季施工は、立地場所に合わせて、土質を調査した上で、透水性を高めるために砂を加えたり、固化材の調節、冬季養生や路盤の設置、覆土、水分量を減らすなどの対策が必要です。

 

 

しかし、凍害は、初期硬化時だけ注意すれば済むというものではありません。水がある限り、寒冷地では凍結による膨張で、凍害が起きる可能性が常にあります。

2014年

2月

07日

ご来場御礼!!

1月31日(金)・21日(土)に開催されました12回ビジネスフェア中四国2014には、ご多忙のおりにもかかわらず、弊社ブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。

今年度は昨年以上に酸化マグネシウム系固化材を使用した環境配慮型商品に関心を寄せていただき、皆さまのおかげをもちまして盛況のうちに執り行うことができましたことを心より御礼申し上げます。

酸化マグネシウム系固化材は、土系舗装や防草処理、汚染土壌の不溶化、汚水ヘドロの固化促進など、多用途に使用されております。

今後とも弱アルカリ性で、環境に配慮された各製品をよろしくお願い申し上げます。

2014年

1月

01日

ジオベスト ビフォー・アフター

ジオベストは、酸化マグネシウムを主成分とした弱アルカリ性の土舗装固化材ですが、用途は防草抑止材・泥濘化防止・飛散防止などにも使用されています。

左の写真は、20083月に雑草防止目的で施工したビフォー・アフターの写真です。

ジオベストの防草対策は、土壌に含まれる養分(リン・窒素・カリウム等)と反応して、養分を不溶化して発芽を止めることにあります。

このジオベストによる改良土壌は、重金属を含まず、弱アルカリ性であるため、産業廃棄物になりません。残土としてリサイクルできる環境にやさしい防草メカニズムです。よって、特に田んぼや公園など、人体、小動物、昆虫、植物への悪影響の心配があるところでは最適な土舗装・防草処理の方法だといえます。

また、施工した時は、どんな土舗装材を使ってもきれいな仕上がりになりますが、問題は数年経過した時です。ジオベストをご利用いただいて約6年近くになりますが、ひび割れなどのクラックもなく、雑草も生えておりません。

 

雑草対策は整地の時に対策をとれば費用も安くできますが、写真のように雑草が茂ってからでは手間がかかりますので、早いうちに対策をとられることをお奨め申し上げます。

2013年

12月

23日

含水比

施工する前に、「必ず含水比を測定しましょう。」

なぜ測定する必要があるのかというと、多くの水は強度を低下させるからです。

ジオベストやジオロックはコンクリートと同様に水和反応で固まります。

よって、酸化マグネシウムの水和物を得るだけの水があれば土舗装は十分に固まるという意味であり、それ以上の水は時間とともに蒸発すると、固化した土舗装の粒子と粒子の間に間隙を作ったり、乾燥によって小さなひび割れを起こし、強度低下の要因となるからです。

作業を容易にする目的で水を加えたり、工事前後に混合する土に雨がかかったりすると、結果として含水比が多くなり、想定していた強度や耐久性が不足し、表面剥離を起こします。

水分量と強度は反比例します。

事前の含水比測定は、余分な水に注意し、できるだけ適正含水比に近い水分量で施工して欲しいということなのです。

ほかにも冬期は水分量が多いと凍結しやすくなるということもあります。

水分量が多いと硬化に時間がかかります。

そして、硬化するまでの間に凍結して、水和反応ができなくなります。

また、水は、凍結すると体積が膨張して、せっかく固化したのに、破壊につながっていきます。

ジオベストは土と土の粒子を結合させますが、間隙に入った水は簡単に土舗装を壊してしまいます。

よって、水の流入や滞留にも気を付けないといけません。

冬季(12月~3)の施工は極力しないというのが一番ですね。

また、土質も砂系、粘土系、シルト分が多いかどうかなどさまざまです。

土の含水比は採取する土によって、すべて違うので、事前に土質や含水比を知ることは重要なことなのです。

例えば、安山岩風化土は、真砂土(花崗岩風化土)に比べて、粘土分やシルト分が多いので、含水比も倍ぐらいあります。

ということは、施工前に曝気乾燥させておく必要があるわけです。

結論は、水分量と強度は反比例するので事前に測定して、適正含水比を守るっていうことが土舗装には重要ってことになります。

 

土舗装は簡単ですが、失敗しないようにきっちりポイントを抑えてから行いましょう。

2013年

9月

08日

バックホウによる混合

ジオベストは、固化材ですから、土と混ぜてあるプレミックス商品ではありません。

よって、混ぜる手間がいるというマイナス面もありますが、現地の土と混ぜる場合、固化材のみ運べばいいわけですから、輸送コストが下がります。

しかも土壌の検査をしなくてもジオベストは有害物を溶出しないので、六価クロム等の溶出試験が義務付けられてないだけでなく、全ての土質を固めることができます。

よって、災害復旧など、急いで土を固めたい場合には特に便利です。

 

では、土とジオベストの混合方法ですが、

(1)生コンプラントによる混合

(2)簡易ミキサーによる混合

(3)バックホウによる混合

(4)耕運機による混合

(5)トロによる混合

5つが代表的なものですが、一番お勧めしたいのが、(3) バックホウによる混合です。

混合する手間や規模にもよりますが、どの土舗装の方法よりもコストが一番安くつくという理由からです。そして、早いというメリットがあります。

山積みした土とジオベストを直接混ぜてもいいのですが、土置き場に小石などがあると一緒に混ざってしまうということがあり、品質を保つためにも写真のような大きな容器を準備されることをお勧めします。

ジオベストと土の混合は、用途によって添加量が異なります。

よって、目的に応じてジオベストの添加量を変えて混ぜてください。

混合する時、気をつけることは、ダマができないように事前に土を乾燥させておくことです。

 

ジオベストと土を混ぜると色が変化します。ムラがないように混ぜて、土舗装材に仕上げれば、あとは敷き均しと転圧作業です。

2013年

6月

04日

ソーラーシェアリングと農地

安倍首相は、成長戦略として農家の所得倍増を打ち出しています。現在検討されているのは、耕作放棄地や小規模農地を集約・大規模化する「農地集約バンク構想」です。

しかし、山地の多い日本の場合、中山間地域が国土面積の65%を占めており、大規模化が難しい地域では農業での所得倍増は現実的ではないという見方が多くあります。よって、その対策として、農地集約が難しい中山間地域は、生き残りをかけて、農地を収益性の高い太陽光発電に利用したいという要望が出ています。しかしながら、農地には、農地法、農振法、土地改良法などの規制があり、簡単に土地利用が出来ず、打開策が見つけられない状態が続いていました。

 しかし、平成25331日付の政府通達によって、「支柱を立てて営農を継続する太陽光発電設備等についての農地転用許可制度上の取扱いについて」の政府通達が出されたことで、農地を利用しての太陽光発電の新たな取り組みが可能になりました。

 今回の通達では、太陽光発電設備は、農地における営農の継続を前提するものであり、営農に支障を与えないこと等が確保される必要があるとなっています。そして、農地に支柱(簡易な構造で容易に撤去できるものに限る。)を立てるには、一時転用許可申請が必要になりますが、その条件は下記のようになっています。

 

ア 申請に係る転用期間が3年以内の期間であり、下部の農地における営農の適切な継続を前提とする営農型発電設備の支柱を立てることを利用の目的とすること。

イ 簡易な構造で容易に撤去できる支柱として、申請に係る面積が必要最小限で適正と認められること。

ウ 下部の農地における営農の適切な継続が確実で、パネルの角度、間隔等からみて農作物の生育に適した日照量を保つための設計となっており、支柱の高さ、間隔等からみて農作業に必要な機械等を効率的に利用して営農するための空間が確保されていると認められること。

また、位置等からみて、営農型発電設備の周りの農地の効率的な利用、農業用排水施設の機能等に支障を及ぼすおそれがないと認められること。

エ 支柱を含め営農型発電設備を撤去するのに必要な資力及び信用があると認められること。

 

なお、転用期間が満了する場合には、改めて上記の確認を行い、再度一時転用許可を行うことができるものとするとあります。ただし、営農の適切な継続が確保されていないと判

断された場合、支柱を含む当該設備を速やかに撤去し、農地として利用することができる状態に回復することと明記されています。

 

ジオベストは、中性域にある酸化マグネシウム系土舗装固化材です。田んぼの畦畔や法面を現地の土と混ぜて固めたり、敷地の防草対策に使用していただいております。太陽光発電用に敷地を固めた土を廃棄する場合、ジオベストで固めた土は産業廃棄物にならず、残土として処分出来るだけでなく、崩して栄養分を加えれば、元の農作物を育てられる土として再利用できます。また、ジオベストで固めた土からは有害物の溶出や強アルカり性の排水がないので、動植物に負荷を与えず、環境にやさしい土舗装固化材として、太陽光発電設備の支柱周りや通路の確保、雑草対策に、利用できます。

 

また、大規模な太陽光発電設備の場合には、酸化マグネシウム系メガソーラー用防草材「ジオロック」を新たに開発しました。ぜひこちらもご利用ください。

2013年

5月

14日

街中での混練と風

ジオベストは、酸化マグネシウム系土舗装固化材です。よって、事前にさまざまな土とジオベストを混ぜ、練って、ダマの少ない舗装用の混練物を作ります。

混練に慣れるまではモルタルミキサーを使用したり、生コンプラントを利用して混練することも多いわけですが、混練に慣れてくると、写真のように現場でバックホウ混合をしたり、トロ舟を利用して、コンクリートと同じように練ったりします。

その際、ジオベストの粉が舞い上がって、近所迷惑になるのではないかという心配があります。

特に、一番気をつけなくてはならないのが住宅街の中の公園や学校、幼稚園の中での混練です。

しかし、これまではそれらの場所での混練が問題にはなることはありませんでした。

 

ジオベストの場合、思う程粉が舞うことはなく、注意して施工すればほとんど大丈夫だからです。とはいえ、春一番などの突風が予想されるような場合には、現場で混合するのではなく、別の場所で混練物を作って、トラックで運んできて、施工されることをお勧めします。

2013年

4月

08日

メガソーラー専用防草材「ジオロック」発売!

面積の広いメカソーラーは、敷地の防草対策だけでも大変な作業となります。

そうした作業を軽減するメガソーラー用酸化マグネシウム系固化材をこのたび特別価格で発売致しました。

大規模なメガソーラーの造成工事に合わせてご利用ください。

この固化材の防草の特長は、除草剤や強アルカリで雑草を生えにくくするのではなく、固化材が窒素・リン・カリウムといった植物の栄養素を不溶化して雑草を生えにくくします。

2013年

3月

25日

土の含水比

土の自然状態における含水比を自然含水比と呼びます。自然含水比によって加水量を決めるので、含水比試験は土舗装の中で最も重要な試験になります。

水が多いコンクリートと同じで、土舗装も水が多すぎると乾燥収縮でひび割れやクラックが発生したり、ノロが浮いてきて薄く剥がれることが起きます。いずれも施工時はきれいに見えますが、時間の経過とともに強度が弱くなるのはシャブコンと一緒です。

しかし、コンクリートの場合は、隅々まで流し込むのでやわらかめに練ることが必要ですが、土舗装の場合は、材料を流し込むということはありませんので、含水比を測定して必要以上の加水をしないようにしましょう。

先日、施工立会いで現場に入りました。真砂土にはブルーシートが被せてあり、雨対策はバッチリでした。しかし、ブルーシートをめくってみると、多くの水滴がついており、ひと目で10%以上の含水比があるのがわかりました。確かに雨対策は必要ですが、晴れておればブルーシートをはがして、事前によく乾かしておくことが大切です。適正水分量以上の含水比がある場合、真砂土が乾くのを待ってから着手しましょう。含水比の多い土を使用すると、ひび割れやクラックが起きやすいといいましたが、それだけではありません。混合の際、ダマができ、混合不良が起きる可能性が高くなります。散水してないのにローラーに土がこびり付くようだと、これも水分量が多すぎるというシグナルと思ってください。できるだけ土は乾燥させてジオベストと混合すること・・・これが基本です。これさえ守れば、土舗装の施工は簡単で、きちんと仕上がります。

2013年

2月

06日

2年ぶりの施工現場へ

左の写真は、ちょうど3年前の2010356日に施工した現場です。

実は、翌年に一度だけ施工後の状況を確認するために訪れてから2年が経ちます。よって、その後、どんな状況になっているか、見るのが楽しみな現場でした。

雨が上がった後だったので、少し土が柔らかくなっていましたが、雑草は見られませんでした。ジオベストの特長である、土に含む養分(窒素・リン・カリウム)を不溶化して雑草の発芽を抑える防草効果が現れています。

写真の場所は、500mぐらい先まで続いておりますが、目地は1本も入れておりません。目地を入れなくても「ひび割れ」や「クラック」は見当たりません。

3年経過しても当時のままの姿が見られるのは、周囲の雑草がきちんと刈り取ってあり、管理が行き届いている遊歩道だからですね。

それから、「崩したら産業廃棄物としての建設廃材として処理しないといけないのですか?」といった質問を多くの人から受けますが、ジオベストは、弱アルカリ性であることと、有害物を含んでいないので、残土として処分できます。

 

その点でもジオベストは、安心してご使用いただける土舗装固化材です。

2013年

1月

04日

土壌改良材について

近年、土壌改良材、安定処理材として酸化マグネシウム系固化材を使用したいという要望が多くなりました。

軟弱土を固化し、良質土に改良する地盤安定対策、沈下対策または液状化対策などだけでなく、限りある資源 の有効利用(重金属汚染地盤の修復、建設発生土の再利用浚渫土固化処理泥土処理)、生態系への環境配 慮など多様な観点からの材料が求められる時代になったからといえます。

 

従来からの固化材といえば、セメント系固化材・石灰系固化材が圧倒的に多く使われてきました。

酸化マグネシウム系固化材は、中性系固化材と呼ばれることもあり、セメント系固化材・石灰系固化材が強ア ルカリ性なので対比されることもありますが、実は、セメント系固化材・石灰系固化材の課題を解決するため に発明されたものだということが、まだまだ知られておりません。

 

その課題とは、

①セメント系固化材・石灰系固化材での処理土は、PHが12以上になり、アルカリ公害が起きる。

②セメントやセメント系固化材には、重金属類が、極微量ながら含まれており、セメントやセメン ト系固化材を用いた改良土からは、六価クロムが溶出することがある。

③セメント系固化材・石灰系固化材で固めた土は、建設廃材になり、産業廃棄物になる。

 

ほかには、長期耐久性を考えた時、セメント系固化材・石灰系固化材は、酸性雨に弱いということはよく知られていますが、酸性雨の侵食による中性化にともなって、一軸圧縮強度が減少します。特にpH2の酸性雨を流した場合、一軸圧縮強度は1/6になると発表されています。

 

では、酸化マグネシウム系固化材はというと、実は酸化マグネシウムも同じ強アルカリ性なのに、酸化剤を加えることで、中性域で使用できます。つまり、セメントやセメント系固化材は、酸性雨などの影響を受けて、強度が落ちますが、酸化マグネシウム系固化材は、それほど一軸圧縮強度が減少せず、長期耐久性があるという違いがあります。

しかし、酸化マグネシウム系固化材は初期強度が低いという弱点がありますが、セメント系固化材・石灰系固化 材の処理土は90日経過すると、あまり強度増加はみられません。酸化マグネシウム系固化材は180日まで強 度が増加傾向にあります。180日以降も長期の強度増加が見られるというデータもあることから、長期的に強度 が維持できるという点で評価されています。

また、セメント系固化材のように、六価クロムを溶出しないことや処理する時、産業廃棄物にならないなどの環境面でも優れています。

 

 

通常、地盤改良や安定処理をする場合、1㎥当たり40kg~添加しますが、土壌の内容によって、添加量が変わります。弊社の場合、エコロック-1000、エコロック-2000、ジオベストなど用途に応じて配合を変えた酸化マグネシウム系固化材を用意しております。

 

2012年

12月

24日

外構の防草とジオミックス

家の周りをコンクリートにするか、砂利にするか、それと

も土にするかで迷われている方が多いと思います。

コンクリートの場合、水はけを考えて勾配をつけたり、集

水枡を設置するなどの工事が必要です。耐久性はあります

が、後々産業廃棄物になりますので処分が大変です。

砂利は手軽ですが、そのままだと雑草が生えてくるので下

地工事が必要になります。

土はそのままだと雑草が生えてきて、うっそうとした雑草

に悩まされることになります。

そこで、コンクリートにはしたくないとお考えの方には、

砂利、土舗装、芝生などをお勧めします。

砂利の場合は、下地に酸化マグネシウム系「ジオミックス」を敷き詰めて、散水した後、砂利を敷くと雑草 が防げます。転圧しなくても砂利の重さで「ジオミックス」が固まり、雑草が防げるというわけです。

簡単に施工したい場合、「ジオミックスみかげ」がお勧めです。御影石の粉と「ジオミックス」を混ぜてあるので、御影石の粉の重さで自然に固まり、転圧不要で雑草の防止ができます。

そして、外構は土にしたいが雑草が生えるので嫌だという場合は、「ジオミックス」を開封して敷き均し、転圧をして散水で仕上げます。写真は住宅の外構を「ジオミックス」で仕上げています。雑草を絶対 に生 やしたくないと思われるようでしたら、少しの水で締固め(転圧)をしていただければ圧縮強度が出るので、長期的に雑草が防げ、土舗装が長持ちします。

芝生にしたい場合、「ジオミックス」を厚さ23cm厚に敷き均し、転圧をした後、1㎡当たり24本の芝のポット苗を植えてやれば、防草をしつつ、芝が育てられます。

「ジオミックス」は、セメントを使用してないので建設廃材になりません。将来、やり直す時は、新たに ジオベストを加えて混ぜればジオミックスで固めた土を再使用することができ、廃棄処分する必要がありません。 

2012年

12月

08日

ジオミックス10kg入りを発売!!

 セメントを使用しないで土を固めることが出来る酸化マグネシウム系 真砂土舗装材「ジオミックス」に10kg入りが出ました。

ジオミックス は、弊社より供給している「ジオベスト」と真砂土をブレンドしたプレミックス商品です。

当然、真砂土は天 然成分ですが、問題は固化材です。

真砂土は山から採ってくるので天然ですが、固化材も安全なものを使用したいですね。

ジオミックスは、セメントを使用しないで、酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」を使用して固めています。

これまでジオミックスは20kg入りのみでしたが、このたび「20kg入りは重すぎ、10kg入りなら主婦の方でも簡単に取り扱いが出来るので・・・」という要望に応えて発売したものです。

酸化マグネシウム系真砂土舗装材「ジオミックス」10kg入りは、11,575 (税込・送料別)です。尚、楽天の「池尻ECショップ」で扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

商品に関するお問い合わせや大量注文のお見積りは、弊社にて承っております。

2012年

11月

16日

クォリティーが違う「防草テープ」

基材は、凸凹追従性、耐摩耗性に優れ、信頼性の高いアイオノマーフィルム。

特殊技術により得られた幅75mm×長さ66m×厚み0.8mmの雑草防止用/新素材「防草テープ」で、耐熱性、長期耐候性、耐久性を持ち、舗装と縁石等構造物の隙間に発生する雑草を防ぐ雑草抑止材です。

アクリル系感圧型粘着剤付きなので、プライマーを使用しないでもローラーで圧着するだけで簡単施工できます。

・雑草の発芽の要因

光と水分の2つの要因をテープで物理的に遮断することで、種子や地下茎の発芽を押える効果があります。

・アイオノマーフィルムとは

別名「エチレン系アイオノマー樹脂」・・・アイオノマー樹脂とは、エチレン-メタクリル酸共重合体やこの共重合体の分子間をナトリウムや亜鉛などの金属のイオンで分子間結合した特殊な構造を有する熱可塑性樹脂のことをいいます。

・アイオノマーの構造

アイオノマー樹脂は、適度な柔軟性・弾力性、優れた強靭性を発揮します。広い温度範囲にわたって優れた耐衝撃性を有し、耐油性、耐薬品性、弾性、耐候性などに優れています。

アクリル系感圧型粘着剤とは

水、溶剤、熱などを使わず、常温で短時間にわずかな圧力を加えるだけで接着することが出来ます。従来のものに比べて、初期接着力、耐熱性、耐候性が格段に向上しています。 

 

2012年

9月

02日

六価クロムについて

セメント系固化材を用いた土系舗装や地盤改良工事では六価クロムが溶出したという記事を時々見かけます。

ここでは、その原因や対策について考えてみたいと思います。

実は、セメント系固化材を使用した公共工事で土系舗装や地盤改良をする場合、事前に現地土壌との組み合わせによる六価クロム溶出試験を行うことが義務づけられています。

しかし、それだけでは十分ではないという事例があります。つまり、規定通り溶出試験を行った結果、溶出が環境基準(0.05mg/L以下)以下だったのに、施工後の土壌分析調査では、環境基準値を超える六価クロム(最大値0.14mg/L、最小値0.03mg/L)が検出されているという実態です。

 

「地盤改良工事における六価クロム溶出問題について」

http://kankyo-iihatobu.la.coocan.jp/2contents8%20kanban/6ka-crom.pdf

この工事による汚染土壌の除去費用は12000万円かかったそうですが、詳細調査費・現場保全費・除去費用を合わせると16,000万円と書かれています。

なぜそこまで対策をするかというと、六価クロムは毒性が強く、アスベストと並んで2大発ガン性物質といわれ、人体に有害なものだからです。

セメント系固化材が問題なのは、セメントにはもともと六価クロムが含まれているからです。

特に発生土を利用した土系舗装や地盤改良する土とセメント系固化材を混合した場合には、土の性質によって、水和物の生成が阻害され、その結果、水和物によって固定されなかった六価クロムが溶出することがあるからです。

水和物生成が阻害される度合いは、土の粘土鉱物や有機成分の質と量に因り、特に火山灰質粘性土を改良した場合に溶出しやすいようです。

また、土系舗装やセメント改良土へ水の流入がなければ周辺環境への六価クロムの溶出はないと書かれていますが、降雨などの流入が起きやすいところや河川へ水が溶出しやすい場所は、特に六価クロム汚染が発生しやすいので、セメント系固化材の使用を避けるか、十分な注意をして使用する必要があります。

 

まだまだ六価クロム溶出の原因が完全に解明されたわけではないので、土系舗装や地盤改良工事をする際は特に注意しましょう。

2012年

9月

02日

ジオミックスはネットで購入!

酸化マグネシウム系の真砂土舗装材「ジオミックス」の特徴は、手軽に雑草が防止できるというところにあります。雑草を生えないようにしたいところに敷き均して足で踏んで散水するだけ。「ジオミックス」さえあれば簡単に施工できます。土を固めるから雑草が生えないというのが一般的な真砂土舗装材ですが、この「ジオミックス」には雑草が養分を吸収できないように固定化できるというのがセールスポイントです。しかも植木の生育には影響を与えません。つまり植木は表層の下層に根を張るから土壌中の養分は通常に吸収でき、さらに弱アルカリ性なので、環境への負荷もありません。固めた土を金鎚で叩いて壊せば野菜だって育てることができます。「ジオミックス」はジオベストに真砂土をブレンドしたものなので、ジオベストと特徴は一緒です。雑草対策だけでなく、ぬかるみ対策、土ぼこり対策等幅広くご利用いただけます。

購入は簡単です。現在、「ジオミックス」は、弊社にてジオベストを供給して、(池尻:兵庫県)他全国で製造を行っていますが、まずは、インターネット「いけじり楽天ショップ」にアクセスしてください。

 

ジオミックスに関してのお問い合わせや真砂土以外のものと混合してみたいといったご相談、特注見積もりは、弊社にて承っております。お気軽にお問い合わせください。特別価格にてご提供させていただきます。

2012年

8月

21日

芝生の下地にジオベストで舗装を

本日、芝生の下地にジオベストを使いたいというお電話をいただきました。ジオベストは土舗装固化材ですので、通常は土と混ぜて土系舗装や防草処理材として使用します。よって、芝生の下地に使うと芝が根付かないので使えないと思いがちですが、実は芝はジオベストとは相性が良いのです。

もちろん下地として土舗装をした上に芝を張ることはできませんが、芝生を植える前に、ジオベストを10%程度混ぜて、厚さ23cmの厚みで土舗装をします。こうすることで、当然雑草は生えません。土を固めて強度が出る前にラインを引いて、50cm間隔で芝苗ポットを植えます。つまり、5cm程度の穴を開けて、そこに芝苗ポットを入れるわけです。

 

こうすることで、雨水でぬかるんだりもしません。グラウンドの場合は雑草が少ないので施工性はいいのですが、それでも雑草に覆われて、あとで苦労します。ジオベストで防草処理をして固めておけば、雑草の心配をしないで全面芝で覆われるのを待つだけになります。グラウンド以外で、芝を植えるのに苦労されている方は是非お試しください。芝苗なので費用も安くつきます。

2012年

7月

07日

メガソーラーの防草に

太陽光発電による再生可能エネルギーの固定価格全量買取制度が71日スタートしました。よって、太陽光パネルの価格競争の激化や太陽電池のシステム設計や施工に注目が集まっています。しかし、見過ごされがちなのが、メガソーラー敷地の防草です。

敷地の雑草対策として酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」で防草対策を行うと、5年以上の防草が可能になります。「ジオベスト」は、環境にやさしい弱アルカリ性の固化材なので、動植物を殺すことがなく安全です。よって、周辺の地域にも迷惑をかけることがありません。

この「ジオベスト」の防草の仕組みは、雑草が育つ栄養分(窒素やリンなど)を不溶化することにあります。よって、重金属類などの有害物質を含まないため、例え太陽光発電を止めても、産業廃棄物にならず、肥料を加えれば野菜を育てられる土に戻ります。

 

メガソーラーの敷地を防草対策せずに土のままで放置すると、半年も経過しないうちに雑草が生え、草刈りに苦労することになります。この「ジオベスト」の防草対策の費用は、直工費、材工共で㎡当り2000円~になります。

2012年

6月

23日

固化材とは

一般的に固化材というと、土木用語では、「路床、路盤、の安定処理を目的に、土などに添加するセメント系あるいは石灰系の安定材」のことを指します。よって、これらは、建設発生土や泥土の固化、軟弱地盤の改良、河川ヘドロなどの固化に使われてきました。そして、土舗装にも使われています。

 

しかし、セメント系あるいは石灰系の固化材は、比較的簡便かつ低コストで大量の処理ができるというメリットがある一方で、固化材に含まれる微量の六価クロム等の重金属類の溶出の不安や処理後の土壌が強アルカリになるデメリットがありました。また、汚染物質によっては、固化・不溶化効果がみられない等の問題点がありました。

 

そこでこれらの問題を解決するために新しく開発されたのが「酸化マグネシウム系固化材」です。

重金属等に汚染された土壌に酸化マグネシウム系固化材を添加して固化すると、汚染物質が不溶化・固化され、土壌溶出量基準(土壌環境基準)以下で固めることができます。

 

もちろん、酸化マグネシウム系固化材は有害物質を含まず、弱アルカリ性で、国が定める(基準34品目)溶出試験にすべてクリア―しているので、環境負荷を低減させることができます。

ジオベストはこうした特徴を持つ「酸化マグネシウム系固化材」を、土舗装固化材として機能強化した材料です。

 

エコロックは建設発生土・泥土等の固化材として、エコアースは高濃度汚染土壌に対して高い不溶化効果が発揮できる商品として発売しております。

2012年

6月

09日

運動場の整備

運動場は子どもたちに安全であることが第一です。物理的に適度な弾力性、適度な保水性、そして排水性が確保されていることと、汚染のない安心して使える土壌にしなければならないということが重要です。

酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」は、自然土に近い特性を持った土舗装固化材であり、適度な保水性(水溜りが出来にくい)と透水性(水はけがよい)を有しているだけでなく、重金属物質を含む汚染土壌、複合汚染土壌を弱アルカリ性域で不溶化・固化出来、国が定める(基準34品目)溶出試験をすべてクリア―している安全な酸化マグネシウム系固化材であることから、運動場の整備に最適です。また、防草材としても使用できることから雑草対策にもなります。

さて、運動場の整備といっても、常に運動がしやすい良好なグラウンドに保つ方法から、固くなった土を掘り起こして整備する本格的なものまで幅広い種類があります。

ジオベストは、土舗装固化材として使用する場合は、固化材を1215%と固化材添加率を増加させることで圧縮強度を大きくしていますが、固化材の添加率を57.5%に低くすると、圧縮強度も低くなり、適度な弾力性をもたせることが出来ます。よって、運動場全体の土砂の流失や泥濘化を防ぐ目的であれば低い添加率にします。

そして、新しい真砂土とジオベストを混合して敷き均しを行い、転圧をする場合は、できるだけ乾いた真砂土を用意し、混合不良をなくするようにします。締め固め作業と圧縮強度は比例して大きくなるので、運動場の転圧は重量の軽いグラウンドローラーを使用します。加水しなければ固化反応が起きませんので、十分な不陸整正を行ったのちに散水し、グラウンドローラーで再転圧やブラシをかけて表面を整えます。よって、固化するまでには十分な時間がとれ、施工性がいいので、是非お試しください。

 

 

2012年

6月

08日

ジオミックスの施工方法

ジオミックスは、酸化マグネシウム系土舗装固化材の「ジオベスト」と真砂土をプレミックスした商品です。ジオベストは、現場で真砂土や現地土と混ぜる必要がありますが、ジオミックスは、事前にジオベストと真砂土を混ぜているので、現場で混ぜる必要がないことから、施工が簡単というメリットがあります。施工は、ホームページの本文にも何通りかの方法を載せていますが、きれいに仕上げるジオミックスの施工方法を写真入りでご説明させていただきます。試してみてください。

2012年

5月

10日

駐車場のジオベストによる土舗装

「ジオベストで駐車場の舗装が出来ますか?」という質問が多いので、「よくある質問」のところでも書かせていただきましたが、ジオベストによる舗装は土系舗装(歩行者系道路舗装)なので、頻繁に車の出入りがある駐車場の使用には不向きです。たまに管理車両(4t)が通るぐらいしか想定しておりません。重量物による運行や頻繁に車の切り返しが行われると、クラックや摩耗での擦り減りが起きます。

しかし、古民家を改装して商売を始めたいとか、景観対策として、どうしてもアスファルト舗装やコンクリート舗装にはしたくないといった場合、そして、個人宅の駐車場の土舗装には、切込砕石C-40もしくは、粒度調整砕石M-3015㎝の路盤を造り、その上に、ジオベストと真砂土などの強度が出る土との混合材で表層を5㎝以上にしてください。そして施工は、加水を少なくして、十分な転圧を行い、強度をアップさせることが必要です。広い駐車場の場合には、ジオベストより「ポーラメント-BT」を使用した透水性のあるポーラスコンクリート舗装をお奨めします。写真は、ジオベストで施工した駐車場です。

 

 

2012年

4月

24日

ジオベストのすべり抵抗値

近年、歩行中の転倒事故が多くなっていることから、歩行者の安全性及び快適性を確保するため、平たん性、滑りにくさ、水はけのよさ等を考慮した舗装材料の選択がされております。

その基準として、「滑りにくさの目安として、湿潤状態のすべり抵抗値BPN40以上であることが望ましい」と具体的数字で規定されるようになりました。

すべり抵抗値〔BPN〕とは、ASTM E303という試験方法で測定したBPN ( British Pendulum Number) という単位の値です。ジオベストのすべり抵抗値BPN59です。舗装に求められる役割としての安全機能を満足する値となっています。このほかにもすべり抵抗値には、CSR測定など様々な評価方法があります。

2012年

4月

21日

防草テープ

防草テープとは、弊社が取り扱っている舗装と縁石等の構造物の隙間に発生する雑草を防ぐ防草目地材です。この防草テープについて、たくさんの問い合わせがあります。材質は凸凹追従性、耐摩耗性に優れるアイオノマーフィルムと耐候性・シール性に優れるベータテープ(アクリル系感圧型接着剤)を組合せたシール材で出来ています。施工後、3年~5年以上の雑草抑止が可能となります。施工手順は、

①施工する場所の除草・跋根を行い、ワイヤーブラシ等で清掃を行います。

②清掃した接着面に接着剤であるプライマーを塗ります。

③プライマーが乾燥したら剥離テープを付けたまま仮貼りします。

④剥離テープを剥がしながら、ウエスやローラーで圧着します。

尚、防草テープの色は、1種類のみです。サイズは、1巻が幅75mm×長さ66m×厚み0.5mmです。グレーに近い色ですが、半透明なので、舗装の色がテープを通して表面に出てきます。よって、施工後の違和感はあまりなく、舗装の色と馴染むと思います。写真ではわかりにくいかと思いますので、実物サンプルをご希望される場合、お問い合わせフォームでご連絡をお願いします。

2012年

3月

13日

ジオサプライのホームページへ ようこそ!

弊社の取り扱う環境配慮型商品は、主に酸化マグネシウムを主成分としております。

その中で、土舗装固化材として販売しているのが「ジオベスト」です。

「ジオベスト」は、一般的に販売されている真砂土舗装材とは異なります。

真砂土舗装材として販売されているものは、予め真砂土にセメントや石灰といった固化材を混ぜて袋に詰められています。

しかし、「ジオベスト」は、固化材なので、真砂土と混合してない固化材単体で販売しています。

その理由は、

  材料が酸化マグネシウムなので、重金属等の有害物質を溶出しないことから、真砂土と混合して販売する必要がありません。そして、あらゆる種類の土と混合できるだけでなく、現地の土をリサイクルして再利用できるなど、幅広く利用することを目的としています。

ただし、狭い場所でも利用しやすくするために、真砂土と混合したプレミックス商品「ジオミックス」も用意しております。

  ジオベストは固化材なので、配合比によって、防草や土舗装などの使い分けが出来ます。

配合比が多い方が強度が出ますので、使用する場所や用途で量の調節が出来ます。

  混合する真砂土等は、現地で確保すればすむので、固化材のみの運搬費ですむため経費が削減できます。特に登山道などを補修する場合、固化材のみを運べばよく効率的です。

  プレミックス商品(20kg入り)であれば1㎡当り、最低3.5袋必要ですが、ジオベストは、現地で真砂土などと、配合設計にもとづいて混合します。よって、広い面積になるほどコストが下がり経済的です。

その他にも、弱アルカリ性なので、人体・植物・生き物への負担がないなどのメリットがあります。コストパフォーマンスも高いので、「経済性」と「環境」のバランスがとれる環境配慮型商品といえます。

 

よって、「ジオベスト」の場合、真砂土等との混合作業が必要となります。

この方法として、

  生コンクリートプラントで配合設計にもとづいて練る。

  簡易ミキサーを使用して、配合設計にもとづいて練る。

という2つの方法を推奨しております。これは混合不良を起こさないよう、きちんと混ぜるためです。しかし、場所によっては、バックホーで混練することや耕運機でかき混ぜるといったことも行っています。バックホーや耕運機を使用する場合は、土が塊にならないように、土をよく乾燥させサラサラの状態にしてから混合してください。この方法は上記の生コンプラントや簡易ミキサーを使う場合に比べて安易な方法になり、混合不良が起きる可能性もありますので、必ず施主さんの了解のもとで行ってください。

敷き均しや転圧は、一般的な土舗装と同じです。ただし、加水量は、生コンと同じで水の量で強度が変わりますので注意が必要です。必ず事前にご相談ください。